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試合レビュー

スペイン4-0サウジアラビア。24分までの3得点、オウンゴール、終盤のVARを検証

2026年W杯グループH第2節で、スペインはサウジアラビアを4-0で下した。24分までの3得点と49分のオウンゴールで、5-4-1のサウジ守備が早く崩れた流れを読む。

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ステージ

グループステージ
スペイン対サウジアラビアが4-0で終わったW杯26グループH試合レビュー用サムネイル
AI生成イメージ / J Football Hub / 画像はAI生成によるイメージです
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4-0の前提。現地6月21日、アトランタの公式記録

W杯26グループH第2節、スペイン対サウジアラビアは4-0で終わった。試合番号は38、開催日は2026年6月21日、会場はアトランタ・スタジアム。現地12:00開始で、日本時間では2026年6月22日1:00開始だった。入場者数は68,239人。前半の追加時間は5分、後半の追加時間は8分で、前半終了時点のスコアはスペイン3-0サウジアラビアだった。

得点は前半に3つ、後半に1つ。10分、スペインはミケル・オヤルサバルのアシストからラミン・ヤマルが先制した。21分にはアイメリク・ラポルテのアシストからオヤルサバル、24分にはダニ・オルモのアシストから再びオヤルサバルが決めた。49分の4点目はハッサン・アル=タンバクティのオウンゴールである。公式記録上、スペインの得点者として数えるのはヤマル1、オヤルサバル2で、49分はサウジアラビア側のオウンゴールとして扱う。

警告はサウジアラビアの2枚だけだった。30分に主将サレム・アル=ドーサリ、60分にモハメド・カンノが警告を受けた。スペインの警告、退場、PKはいずれも0。サウジアラビアも退場とPKは0である。交代は、スペインがハーフタイムにヤマルとオヤルサバルを下げ、ジェレミ・ピノとフェラン・トーレスを投入した。61分にオルモとアレックス・バエナ、70分にペドリも退いた。サウジアラビアはハーフタイムにムサブ・アル=ジュワイルとアブドゥラー・アル=ハイバリを下げ、60分に2枚、90分に1枚を替えた。

この試合は、初戦の結果からも読める。スペインはカーボベルデ戦を0-0で終え、サウジアラビアはウルグアイ戦を1-1で終えていた。つまり、第2節の前に両者は勝ち点1で並んでいた。スペインは24分までに3点を取り、初戦で残した決定力の疑問を早い時間で消した。一方のサウジアラビアは、初戦で低く守って勝ち点1を得たが、今回は5-4-1へ変えても前半だけで3点差をつけられた。

試合説明と図では、試合記録、開始配置、FIFA Post Match Summary Report(PMSR)を分けて扱う。得点、公式アシスト、警告、交代、通常スタッツはFull-time Match Report Version 1とFIFAライブデータを基準にする。開始配置はTactical Line-up UPDATED VERSION / Version 2の4-1-2-3対5-4-1で固定する。xG、Enhanced possession、ラインブレイク、ファイナルサードでの受け、フェーズ別の攻守はPMSRの高度指標として別に置く。

図解
スペイン 4-0 サウジアラビア 主要な試合経過

主要な試合経過

スペインが24分までにヤマルとオヤルサバル2得点で3-0とし、後半のオウンゴールで4-0にした

スペイン 4-0 サウジアラビア

スペイン
ESP
サウジアラビア
KSA
  1. 試合開始

    試合開始

    現地2026年6月21日12:00、アトランタ・スタジアムで開始。日本時間では6月22日1:00。

    スペイン 0-0 サウジアラビア

  2. 8'
    ESP決定機

    ダニ・オルモ

    序盤のCK後、ヤマルのチップにオルモがボレーで合わせたが枠を外れた。

    スペイン 0-0 サウジアラビア

  3. 10'
    ESP得点

    ラミン・ヤマル

    オヤルサバルが左から低いボールを送り、ヤマルがファーポストへ走り込んで滑り込みながら先制。公式アシストはオヤルサバル。

    スペイン 0-0 サウジアラビアスペイン 1-0 サウジアラビア

  4. 21'
    ESP得点

    ミケル・オヤルサバル

    CK後のボールをオルモが再びゴール前へ送り、ラポルテが頭で落とし、オヤルサバルが至近距離で決めた。公式アシストはラポルテ。

    スペイン 1-0 サウジアラビアスペイン 2-0 サウジアラビア

  5. 24'
    ESP得点

    ミケル・オヤルサバル

    ポロの浮き球、ククレジャの折り返し、オルモの頭でのつなぎから、オヤルサバルがボレーで決めた。公式アシストはオルモ。

    スペイン 2-0 サウジアラビアスペイン 3-0 サウジアラビア

  6. 30'
    KSA警告

    サレム・アル=ドーサリに警告

    サウジアラビア主将への警告。

    スペイン 3-0 サウジアラビア

  7. 36'
    ESP決定機

    ミケル・オヤルサバル

    オヤルサバルが反転から右足で狙い、バーに当てた。得点は動かない。

    スペイン 3-0 サウジアラビア

  8. ハーフタイム
    ESP交代

    ハーフタイム・交代

    オヤルサバルとヤマルを下げ、フェラン・トーレスとジェレミ・ピノを投入。

    スペイン 3-0 サウジアラビア

  9. ハーフタイム
    KSA交代

    ハーフタイム・交代

    アル=ハイバリとアル=ジュワイルを下げ、カンノとアル=ハムダンを投入。

    スペイン 3-0 サウジアラビア

  10. 49'
    ESPOG

    ハッサン・アル=タンバクティのオウンゴール

    バエナのCKからククレジャがファーポストでボレー。アル=オワイスが防いだ後、ボールがアル=タンバクティに当たって入った。公式記録はオウンゴールで、公式アシストは付かない。

    スペイン 3-0 サウジアラビアスペイン 4-0 サウジアラビア

  11. 53'
    ESP決定機

    ペドロ・ポロ

    ポロが右から前進してシュート。アル=オワイスがセーブした。

    スペイン 4-0 サウジアラビア

  12. 60'
    KSA警告

    モハメド・カンノに警告

    カンノはハーフタイムから出場し、60分に警告を受けた。

    スペイン 4-0 サウジアラビア

  13. 60'
    KSA交代

    サウジアラビア2枚替え

    アル=ブライカンとアル=アムリを下げ、アブ・アル=シャマトとアラー・アル=ハッジを投入。

    スペイン 4-0 サウジアラビア

  14. 61'
    ESP交代

    スペイン2枚替え

    オルモとバエナを下げ、メリーノとニコ・ウィリアムズを投入。

    スペイン 4-0 サウジアラビア

  15. 70'
    ESP交代

    ファビアン・ルイス投入

    ペドリを下げ、ファビアン・ルイスを投入。

    スペイン 4-0 サウジアラビア

  16. 80'
    KSA決定機

    アブドゥラー・アル=ハムダン

    アル=ハムダンがシュートを打ち、ウナイ・シモンがセーブした。

    スペイン 4-0 サウジアラビア

  17. 82'
    ESP決定機

    アル=オワイスのセーブ

    82分前後、アル=タンバクティに当たりかけたボールをアル=オワイスが止めたが、すでにオフサイドの旗が上がっていた。

    スペイン 4-0 サウジアラビア

  18. 90'
    KSA交代

    ハリド・アル=ガナム投入

    ナセル・アル=ドーサリを下げ、ハリド・アル=ガナムを投入。

    スペイン 4-0 サウジアラビア

  19. 90+3'
    ESP得点取り消し

    フェラン・トーレスの得点取消

    フェランが押し込んだが、ビデオ判定後にオフサイドで取り消し。公式スコアは4-0のまま。

    スペイン 4-0 サウジアラビア

  20. 90+5'
    ESP判定

    ビデオ判定

    フェランのゴールはオフサイド判定で認められず、スコアは変わらなかった。

    スペイン 4-0 サウジアラビア

  21. 試合終了

    試合終了

    スペインが第2節で初勝利。サウジアラビアは勝ち点1のまま最終戦へ向かう。

    スペイン 4-0 サウジアラビア

スタッツ表を表示
FIFAフルタイムレポート 基本スタッツ
FIFAフルタイムレポート 基本スタッツ
指標スペインサウジアラビア
CK61
反則数102
警告02
PMSR 技術スタッツ
PMSR 技術スタッツ
指標スペインサウジアラビア
ポゼッション63.2%30%
争奪中PMSRのポゼッション内訳のうち、どちらの保持にも属さない時間。6.9%
xG3.20.11
シュート223
枠内シュート82
ラインブレイク完了15977
守備ラインブレイク187
敵陣3分の1での受球25963
ボールロスト誘発4442

FIFA Full-time Match Report、Tactical Line-up、PMSR、FIFAライブデータを照合した主要イベント。得点、オウンゴール、警告、交代を時系列で表示する。

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FIFA公式開始配置。スペイン4-1-2-3、サウジアラビア5-4-1

開始配置は、スペイン4-1-2-3、サウジアラビア5-4-1である。ここで示すのはキックオフ時点の公式配置であり、スペインが押し込んだ後のポジション、ハーフタイム後の交代、サウジアラビアの低いブロックとは分ける。PMSRのフェーズ指標や平均位置を、開始図へ混ぜない。

スペインの先発は、GKウナイ・シモン。最終ラインは左からマルク・ククレジャ、アイメリク・ラポルテ、パウ・クバルシ、ペドロ・ポロ。アンカーに主将ロドリ、インサイドにダニ・オルモとペドリ。前線はアレックス・バエナ、ミケル・オヤルサバル、ラミン・ヤマルだった。初戦で先発したマルコス・ジョレンテ、フェラン・トーレス、ファビアン・ルイス、ガビは、この試合の開始図には置かない。ポロは右SB、ククレジャは左SB、オルモは左インサイド、ペドリは右インサイドとして、FIFAの開始配置に合わせて読む。

サウジアラビアの先発は、GKモハメド・アル=オワイス。5枚の最終ラインはモテブ・アル=ハルビ、ハッサン・アル=タンバクティ、アリ・ラジャミ、アブドゥレラー・アル=アムリ、サウード・アブドゥルハミド。中盤は主将サレム・アル=ドーサリ、ナセル・アル=ドーサリ、アブドゥラー・アル=ハイバリ、ムサブ・アル=ジュワイル。前線はフェラス・アル=ブライカンだった。初戦の4-4-2とは異なり、この試合では5-4-1で始まっている。

開始配置を固定すると、得点の並びも理解しやすい。10分の先制は、右のヤマルが得点者で、中央のオヤルサバルに公式アシストが付く。21分はラポルテからオヤルサバル、24分はオルモからオヤルサバル。前線3枚とインサイド、センターバックの関係が、24分までの3得点にそれぞれ入っている。49分の4点目はサウジアラビア側のオウンゴールで、スペインの個人得点としては扱わない。得点者表記と得点前の関与者を分けることで、図の役割も読み違えにくくなる。

交代後の構造は時系列で読む。スペインはハーフタイムに得点関与の大きいヤマルとオヤルサバルを下げ、ピノとフェランを入れた。61分にはメリーノとニコ、70分にはファビアンを投入した。サウジアラビアはハーフタイムにアル=ハムダンとカンノ、60分にアブ・アル=シャマトとアラー・アル=ハッジ、90分にハリド・アル=ガナムを入れた。開始図は、これらの交代を反映した平均配置ではなく、試合が始まった瞬間の22人と列構造を示す。

図解
スペイン 4-0 サウジアラビアのFIFA公式開始時配置(現地2026/06/21・日本時間2026/06/22)

公式記録確認済みです。スペイン 4-1-2-3、サウジアラビア 5-4-1を示します。詳細は折りたたみで確認できます。

公式スタメン配置

FIFA公式Tactical Line-up UPDATED VERSIONのピッチ図とFull-time Match Reportの先発11人、背番号、主将表記を照合した。PMSRのフェーズ指標は開始配置の根拠には使わない。

スタメン一覧を表示

スペイン代表

4-1-2-3

  • 背番号23 ウナイ・シモン
  • 背番号24 マルク・ククレジャ
  • 背番号14 アイメリク・ラポルテ
  • 背番号22 パウ・クバルシ
  • 背番号12 ペドロ・ポロ
  • 背番号16 ロドリ
  • 背番号10 ダニ・オルモ
  • 背番号20 ペドリ
  • 背番号15 アレックス・バエナ
  • 背番号21 ミケル・オヤルサバル
  • 背番号19 ラミン・ヤマル

サウジアラビア代表

5-4-1

  • 背番号9 フェラス・アル=ブライカン
  • 背番号10 サレム・アル=ドーサリ
  • 背番号6 ナセル・アル=ドーサリ
  • 背番号15 アブドゥラー・アル=ハイバリ
  • 背番号7 ムサブ・アル=ジュワイル
  • 背番号24 モテブ・アル=ハルビ
  • 背番号5 ハッサン・アル=タンバクティ
  • 背番号3 アリ・ラジャミ
  • 背番号4 アブドゥレラー・アル=アムリ
  • 背番号12 サウード・アブドゥルハミド
  • 背番号21 モハメド・アル=オワイス

FIFA公式Tactical Line-up UPDATED VERSIONに基づく開始時配置。保持時、非保持時、交代後の配置とは区別する。

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スペイン視点。24分までに試合を決めた修正

スペインは初戦のカーボベルデ戦で27本のシュートを打ちながら0-0だった。この試合では10分にヤマル、21分と24分にオヤルサバルが決め、24分までに3得点を奪った。前半だけで3-0にしたことで、後半は勝ち点3と得失点差を守りながら主力の出場時間を抑えられた。公式アシストはオヤルサバル、ラポルテ、オルモの順で、FW、DF、MFが得点前の最後のプレーに関わった。

開始配置の変更も具体的に見える。初戦で先発したジョレンテ、フェラン、ファビアン、ガビに代えて、ポロ、ヤマル、オルモ、バエナが入った。ポロは10分に右からシュートを打ち、24分にはエリア内へ浮き球を入れた。ヤマルは10分に決め、オルモは24分の得点を公式アシストとして支えた。オヤルサバルは1点目を助けた後、自分で2点を取った。

数字でも、スペインの主導権は大きい。通常スタッツでは保持率66%、シュート22本、枠内8本。PMSRではEnhanced possessionが63.2%、xGが3.20、パスは743本中688本成功、成功率93%だった。ファイナルサードでの受けは259回。completed line breaksは、相手の守備ラインを越したパスや持ち運びの成功数で159回。defensive line breaksは、最終ラインを越して守備を背走させた成功数で18回だった。ボールを持っただけでなく、相手の線を越えて受ける回数も多かった。

4得点の経路は、記録とプレー描写を分けて読む。10分はオヤルサバルが左から低いボールを送り、ヤマルがファーポストへ走り込んで滑り込みながら決めた。21分はCK後の二次攻撃からオルモがゴール前へ入れ直し、ラポルテが頭で落とし、オヤルサバルが至近距離で押し込んだ。24分はポロの浮き球、ククレジャの折り返し、オルモの頭でのつなぎを経て、オヤルサバルがボレーで決めた。公式アシストとビルドアップ関与は分けて扱う。

49分の4点目は、公式記録ではハッサン・アル=タンバクティのオウンゴールであり、スペインの誰かに得点を付けない。BaenaのCKからククレジャがファーポストでボレーを打ち、アル=オワイスが防いだ後、ボールがアル=タンバクティに当たって入った。36分にはオヤルサバルが反転からバーに当て、後半追加時間にはフェラン・トーレスの得点がオフサイドで取り消された。Guardianの実況ではVAR確認後もスコアは4-0のままで、試合説明とタイムラインでもdisallowed_goalとして扱う。

ハーフタイムにはヤマルとオヤルサバルが退き、ピノとフェランが入った。61分にはオルモとバエナも下がり、70分にはペドリに代えてファビアン・ルイスが入った。得点が必要な状態なら残したい選手を、早い段階で休ませられたことも、この4-0の大きな意味だった。

図解
スペイン視点:開始24分の修正

初戦の0-0から、前線とインサイドの入れ替えで早い時間に得点へ変えたポイントを整理する。

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サウジアラビア視点。5-4-1で受け切れなかった理由

サウジアラビアは初戦のウルグアイ戦で4-4-2から1-1を得たが、この試合は5-4-1で始めた。守備の人数を増やし、最終ラインにモテブ、アル=タンバクティ、ラジャミ、アル=アムリ、サウードを並べ、ペナルティーエリア前を5バックで埋めた。しかし、スペインの前線とインサイドの関係を消し切れなかった。10分、21分、24分と、前半の半分にも届かない時間で3点差になった。

30分、主将サレム・アル=ドーサリが警告を受けた。ハーフタイムには、ムサブ・アル=ジュワイルとアブドゥラー・アル=ハイバリを下げ、アブドゥラー・アル=ハムダンとモハメド・カンノを入れた。前半のうちに守備だけでなく中盤の受け方も変える必要が出ていた。60分にはカンノにも警告が出て、同じタイミングでフェラス・アル=ブライカンとアル=アムリが退き、モハメド・アブ・アル=シャマトとアラー・アル=ハッジが入った。90分にはナセル・アル=ドーサリに代えてハリド・アル=ガナムを投入した。

通常スタッツでは、サウジアラビアのシュートは3本、枠内1本。PMSRではシュート3本、枠内2本、xG0.11である。どちらの表でも、攻撃の量は小さい。ファイナルサードでの受けは63回、クロスは4本、completed line breaksは77回。スペインの259回、28本、159回と比べると、守った後に相手陣へ出る回数が足りなかったことが分かる。

ただし、サウジアラビアを「何もできなかった」とだけ書くのは粗い。PMSRの守備プレッシャー回数は413回で、スペインの214回を大きく上回る。直接プレッシャーも34回で、スペインの30回と近い。問題は、プレッシャーの後にボールを奪っても、次のパスや最初の受け手で前進を安定させられなかったことにある。forced turnoversは42回でスペインの44回と近いが、そこからの展開で差がついた。80分にはアル=ハムダンがシュートを打ち、ウナイ・シモンがセーブしたが、サウジアラビアの枠内場面はそこまで多くなかった。

49分のオウンゴールは、個人のミスだけで片づけない。前半から5-4-1の横幅を動かされ、後半開始直後にもゴール前へ押し込まれた結果、CKからの二次処理が難しくなった。82分前後にはアル=オワイスがアル=タンバクティに当たりかけたボールを止めたが、オフサイドの旗も上がっていた。最終戦のカーボベルデ戦へ向けては、5枚で守るか4枚へ戻すか以上に、奪った後の1本目を誰へ預けるかが焦点になる。

図解
サウジアラビア視点:5-4-1の限界

守備枚数を増やした一方、奪った直後の1本目のパスとファイナルサード到達で差が出た。

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通常スタッツとPMSR。グループH第2節の意味

通常スタッツはFIFA Full-time Match Report Version 1に統一する。スペイン66%、サウジアラビア34%の保持率、シュート22対3、枠内8対1。ブロックされたシュートは2対1、反則数は10対2、コーナーキックは6対1だった。直接FKは2対10、間接FKは3対2、オフサイドは2対3。警告は0対2、退場は0対0、PKは0対0。オウンゴールはサウジアラビア1で、これが49分の4点目にあたる。反則数は守備側が相手を止めた回数として読み、試合説明と表の表示もこの意味にそろえる。

PMSRでは、Enhanced possessionがスペイン63.2%、コンテスト6.9%、サウジアラビア30.0%。xGは3.20対0.11。パスは743本中688本成功と389本中309本成功で、成功率は93%対79%。completed line breaksは159対77、defensive line breaksは18対7、ファイナルサードでの受けは259対63、クロスは28対4、セカンドボールは87対54だった。総シュート数は両資料とも22対3で一致する。差はサウジアラビアの枠内シュート数で、Full Time Match Reportは1本、PMSRは2本。通常スタッツ表はFull Time Match Reportへ統一し、PMSRの値は高度指標表と差異注記に残す。

グループHの文脈では、この4-0が順位表を大きく動かした。ウルグアイ対カーボベルデは2-2。第2節終了時点で、スペインは勝ち点4、ウルグアイとカーボベルデは勝ち点2、サウジアラビアは勝ち点1になった。スペインは最終戦でウルグアイ、サウジアラビアはカーボベルデと対戦する。48チーム制では各組3位の一部もラウンド32へ進むため、この時点でサウジアラビアの可能性を消さない。

スペインにとって大きいのは勝ち点と得失点差である。初戦の0-0は勝ち点1だったが得点も得失点差も動かなかった。第2節の4-0で、勝ち点を4へ伸ばし、得失点差も+4へ上げた。さらに、ヤマルとオヤルサバルをハーフタイムで下げ、オルモとバエナも61分で退かせた。勝ちながら主力の出場時間を管理できたことも、最終戦の準備になる。

サウジアラビアには、初戦の勝ち点1をどう生かすかが残る。ウルグアイ戦では先制して80分までリードしたが、スペイン戦では24分までに3失点した。守備時間の長さは想定できる。しかし、5-4-1で始めても前半に崩されたことで、最終戦では守備枚数だけではなく、奪った直後の1本目をサレム、フェラス、途中出場のアル=ハムダンへどう入れるかを整理する必要がある。

図解
グループH第2節:4-0後の順位文脈

スペインの勝ち点4、ウルグアイとカーボベルデの2、サウジアラビアの1を、最終戦の条件と一緒に整理する。

参照元

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記事情報

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試合記録

出場選手・監督

関連選手とは別に、試合記録として先発、交代出場、監督を整理しています。

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