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試合レビュー

セネガル5-0イラク。13分退場、後半4得点、パプ・ゲイェ2発で望みをつなぐ

W杯26グループI第3節、セネガル対イラクは5-0。4分先制と13分退場で傾いた試合を、サール、パプ・ゲイェ、エンディアイェの後半4得点が押し切った。

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セネガルがイラクに5-0で勝ったW杯26グループI試合レビュー用サムネイル
AI生成イメージ / J Football Hub / 画像はAI生成によるイメージです
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セネガル5-0イラク。公式記録で前提をそろえる

W杯26グループI第3節、セネガル対イラクは5-0で終わった。試合番号は62、開催日は2026年6月26日、会場はカナダのトロント・スタジアム。現地15:00開始で、日本時間では2026年6月27日4:00開始だった。観客数は43,036人。前半終了時点のスコアはセネガル1-0イラク。前半追加時間は9分、後半追加時間は6分と記録されている。主審はイングランドのアンソニー・テイラー、VARはクロアチアのイバン・ベベクだった。

得点経過は、4分の先制点から始まる。右CKの流れでアブドゥライェ・セックが頭で合わせ、最後はハビブ・ディアッラが右足で押し込んだ。FIFA Full Time Match Reportの公式アシストはセックである。13分にはイラクのレビン・スラカが退場した。スポーツナビのテキスト速報ではオンフィールドレビュー後に判定が変更された場面として残り、FIFA通常記録でもイラクの直接退場は1になっている。

後半に試合は一気に開いた。56分、ラミン・カマラのパスからイスマイラ・サールが右足で2-0。59分には途中出場したパプ・ゲイェが、サールの公式アシストから左足で3点目を決めた。71分にはイリマン・エンディアイェのパスからパプ・ゲイェが再び左足で4-0。82分にはパプ・ゲイェのアシストからイリマン・エンディアイェが右足で5点目を決めた。

カードも試合の輪郭を作った。セネガルは18分にセック、81分にパプ・ゲイェが警告。イラクは13分にスラカが直接退場、75分にアミル・アラマリ、90分にメルチャス・ドスキが警告を受けた。PKとオウンゴールはない。ハーフタイムにはイラクがGKアフメド・バシルを下げ、ジャラル・ハッサンを入れた。主将もイブラヒム・バエシュからハッサンへ移っている。

通常記録では、シュートは28対6、枠内は12対1、コーナーは12対3、ボール保持率は68%対32%。セネガルが量でも大きく上回った。一方、PMSRではシュート27本、枠内11本、ゴール期待値2.7対0.21で、FIFA通常記録やスポーツナビ表示とは数え方が少し異なる。本文では通常記録、技術分析、提供社値を混ぜずに読む。

この5-0で、セネガルはグループIを1勝2敗で終えた。フランスは3戦全勝で首位、ノルウェーは2勝1敗で2位。セネガルは勝ち点3の3位に入り、イラクは3敗で大会を終えた。セネガルにとっては、2位には届かないが、やるべき大量得点を取って他組の3位比較を待つ試合になった。

図解
セネガル5-0イラクの時系列

主要な試合経過

セネガルは4分に先制し、13分退場後の後半に4得点を重ねて5-0で勝った。

セネガル 5-0 イラク

セネガル
SEN
イラク
IRQ
  1. 4'
    SEN得点

    ハビブ・ディアッラ

    右CKの流れからセックが頭で合わせ、ディアッラが右足で押し込んだ。

    1-0

  2. 13'
    IRQ退場

    レビン・スラカ

    オンフィールドレビュー後に判定が変わり、直接退場となった。

    1-0

  3. ハーフタイム
    IRQ得点

    主将変更

    GK交代に伴い、主将はバエシュからジャラル・ハッサンへ移った。

    1-0

  4. 56'
    SEN得点

    イスマイラ・サール

    カマラのパスに反応し、中央から右足で決めた。

    2-0

  5. 56'
    SEN交代

    前線3枚替え

    ジャクソン、エンディアイェ、パプ・ゲイェを投入した。

    2-0

  6. 59'
    SEN得点

    パプ・ゲイェ

    途中出場直後、ペナルティーエリア手前から左足で決めた。

    3-0

  7. 71'
    SEN得点

    パプ・ゲイェ

    エンディアイェのパスから左足で2点目を決めた。

    4-0

  8. 82'
    SEN得点

    イリマン・エンディアイェ

    パプ・ゲイェのパスから右足でゴール右上へ決めた。

    5-0

スタッツ表を表示
FIFAフルタイムレポート 基本スタッツ
FIFAフルタイムレポート 基本スタッツ
指標セネガルイラク
枠内シュート121
PMSR 技術スタッツ
PMSR 技術スタッツ
指標セネガルイラク
ポゼッション58.6%30.7%
争奪中PMSRのポゼッション内訳のうち、どちらの保持にも属さない時間。10.7%
xG2.70.21
ラインブレイク完了10752
守備ラインブレイク174

4分ディアッラ、13分スラカ退場、56分サール、59分と71分パプ・ゲイェ、82分エンディアイェを公式記録で整理する。

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FIFA公式開始配置。セネガル4-1-2-3、イラク4-4-2

FIFA Tactical Line-up UPDATED VERSIONの開始配置は、セネガルが4-1-2-3、イラクが4-4-2である。監督欄はセネガルがパプ・ティアウ、イラクがグレアム・アーノルド。これはキックオフ時点の公式開始配置であり、13分の退場後、16分のイラクの交代後、56分以降のセネガルの交代後配置とは分ける。資料は試合観察後に更新されたVersion 2なので、開始配置の基準としてこの版を採用する。

セネガルの先発はGKモリ・ディアウ。最終ラインは左からイスマイル・ヤコブス、ムサ・ニアカテ、アブドゥライェ・セック、クレパン・ディアッタ。中盤は主将イドリッサ・ガナ・ゲイェを底に、ラミン・カマラとハビブ・ディアッラが前へ出る。前線はサディオ・マネ、イスマイラ・サール、イブラヒム・エンバイェだった。エドゥアール・メンディはこの試合では先発せず、モリ・ディアウがゴールを守った。

イラクの先発はGKアフメド・バシル。最終ラインは左からメルチャス・ドスキ、アカム・ハシム、レビン・スラカ、フランス・プトロス。中盤は左からイブラヒム・バエシュ、アミル・アラマリ、ジダン・イクバル、アフメド・カセム。前線はアリ・ジャシムとアリ・アルハマディだった。開始時点の主将はバエシュである。

開始配置の意味は、13分の退場で大きく変わった。スラカの退場は、オンフィールドレビュー後に判定が変更された場面として速報にも残る。イラクは16分にアフメド・カセムを下げ、ムナフ・ユーニスを入れた。4-4-2の右側にいたカセムを早く外し、1人少ない状態で守備枚数を整える必要が出た。

ハーフタイムにはイラクがGKを替えた。アフメド・バシルからジャラル・ハッサンへ。Full Time Match Reportはこの交代と同時に、主将をバエシュからハッサンへ変更したと記録している。後半57分にはアリ・ジャシムとアリ・アルハマディが退き、アフメド・マクナジとアリ・ユーシフが入った。67分にはジダン・イクバルからケビン・ヤコブへ替えている。

セネガルは56分に大きく動いた。ラミン・カマラ、ハビブ・ディアッラ、イブラヒム・エンバイェを下げ、ニコラス・ジャクソン、イリマン・エンディアイェ、パプ・ゲイェを入れた。58分には警告を受けていたセックを下げ、パテ・シスを投入。81分にはイスマイラ・サールからアサン・ディアオへ替えた。得点者と途中出場者が重なるため、開始配置と得点時の人員を分けて読む必要がある。

図解
セネガル 5-0 イラクのFIFA公式開始時配置(現地2026/06/26・日本時間2026/06/27)

公式記録確認済みです。セネガル 4-1-2-3、イラク 4-4-2を示します。詳細は折りたたみで確認できます。

公式スタメン配置

FIFA公式Tactical Line-up UPDATED VERSIONのピッチ図とFull Time Match Reportの先発11人、背番号、主将表記を照合した。PMSRの平均位置やフェーズ指標は開始配置の根拠には使わない。

スタメン一覧を表示

セネガル代表

4-1-2-3

  • 背番号23 モリ・ディアウ
  • 背番号14 イスマイル・ヤコブス
  • 背番号19 ムサ・ニアカテ
  • 背番号4 アブドゥライェ・セック
  • 背番号15 クレパン・ディアッタ
  • 背番号5 イドリッサ・ガナ・ゲイェ
  • 背番号8 ラミン・カマラ
  • 背番号21 ハビブ・ディアッラ
  • 背番号10 サディオ・マネ
  • 背番号18 イスマイラ・サール
  • 背番号20 イブラヒム・エンバイェ

イラク代表

4-4-2

  • 背番号22 アフメド・バシル
  • 背番号23 メルチャス・ドスキ
  • 背番号5 アカム・ハシム
  • 背番号2 レビン・スラカ
  • 背番号26 フランス・プトロス
  • 背番号8 イブラヒム・バエシュ
  • 背番号16 アミル・アラマリ
  • 背番号14 ジダン・イクバル
  • 背番号11 アフメド・カセム
  • 背番号17 アリ・ジャシム
  • 背番号9 アリ・アルハマディ

FIFA公式Tactical Line-up UPDATED VERSIONに基づく開始時配置。セネガルは4-1-2-3、イラクは4-4-2で始めた。

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セネガル視点。56分から試合を壊した4得点

セネガルの5-0は、開始4分の先制と、56分以降の爆発を分けて見ると分かりやすい。4分の先制点は右CKからだった。スポーツナビのテキスト速報では、ラミン・カマラが右足で蹴り込み、セックが中央から頭で合わせ、最後にディアッラが右足で決めた場面として残る。FIFA公式記録のアシストはセック。早い時間に1点を取れたことで、セネガルは大量得点の土台を得た。

ただし、前半はそのまま一方的に広がったわけではない。13分にスラカが退場し、相手が10人になった後も、前半終了時点は1-0だった。PMSRのシュート表では、13分にマネの直接FKがセーブされ、セックの右足は枠外、16分にサールの右足も枠外。32分のヤコブス、45分のマネも決まらない。スポーツナビ戦評も、数的有利を得ながら前半は思うように主導権を握り切れず、1点差のまま終えたと整理している。

流れを変えたのは56分だった。カマラのパスを受けたサールが右足で2点目を決める。その直後、セネガルはカマラ、ディアッラ、エンバイェを下げ、ジャクソン、イリマン・エンディアイェ、パプ・ゲイェを入れた。59分、途中出場のパプ・ゲイェがサールのパスを受け、左足でゴール左上へ決める。スコアは3-0となり、イラクが試合を戻す余地はほとんど消えた。

パプ・ゲイェはそこで止まらない。71分にはイリマン・エンディアイェのパスから左足で4点目を決めた。PMSRのシュート表でも、58分に左足でゴール、70分に左足でゴールと並ぶ。さらに81分に警告を受けた後、82分には今度はアシスト役になった。パプ・ゲイェのパスからイリマン・エンディアイェが右足で5点目。途中出場の2人が、3点目、4点目、5点目に直接絡んだ。

数字もセネガルの攻撃量を示している。FIFA通常記録ではシュート28本、枠内12本、コーナー12本。PMSRではパス585本中523本成功、成功率89%、Completed line breaksは107、Defensive line breaksは17、ファイナルサードでの受けは240回だった。スポーツナビ表示ではシュート29本、枠内12本、ゴール期待値3.21。通常記録、PMSR、提供社値は一致しないが、どの見方でもセネガルが後半に攻撃の圧を上げたことは変わらない。

この試合で最も大きな個人の印象を残したのは、やはりパプ・ゲイェである。40分ほどの出場で2得点1アシスト、さらに6本のシュートを記録した。先制点のディアッラ、2点目のサール、5点目のエンディアイェも重要だが、試合を1-0から安全圏へ持ち込んだ中心は56分から入ったパプ・ゲイェだった。

図解
セネガル視点:56分から一気に5点へ

1-0で前半を終えた後、サール、パプ・ゲイェ2発、エンディアイェで後半4得点を奪った。

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イラク視点。13分退場と枠内1本の苦しさ

イラクにとって、この5失点は13分の退場で試合条件が変わった一戦だった。開始時の公式配置は4-4-2で、アリ・ジャシムとアリ・アルハマディを前線に置き、右にアフメド・カセムを使っていた。だが4分にCKから先制を許し、13分にレビン・スラカが退場。スポーツナビはオンフィールドレビュー後に判定が変わった場面として記録している。16分にはカセムを下げ、ムナフ・ユーニスを入れた。

それでも前半のうちに完全に崩れたわけではない。20分にはアリ・ジャシムがペナルティーエリア手前から右足で狙い、セックにブロックされた。41分にはドスキとジャシムのシュート場面もある。FIFA通常記録ではイラクのシュートは6本、枠内1本。前半に相手の数的優位を受けながら、1-0で折り返せたこと自体は、守備側の粘りだった。

ハーフタイムのGK交代は大きい。アフメド・バシルが下がり、ジャラル・ハッサンが入った。Full Time Match Reportは同時に、主将変更をバエシュからハッサンへ記録している。後半8分には、左サイドから進入したジャシムが右足で枠内シュートを放ち、モリ・ディアウが止めた。PMSRのシュート表では53分のアリ・ジャシムの右足が唯一の枠内シュートとして残る。

問題は、その直後に2点目を許したことだった。56分にサール、59分にパプ・ゲイェ。57分にはイラクもアリ・ジャシムとアルハマディを下げ、アフメド・マクナジとアリ・ユーシフを入れたが、試合の流れは止まらなかった。67分にジダン・イクバルからケビン・ヤコブへ替えた後、71分にパプ・ゲイェの2点目を許す。75分にはアラマリが警告、90分にはドスキも警告を受けた。

PMSRの数字はイラクの苦しさを整理している。パスは280本中200本成功、成功率71%。Completed line breaksは52、Defensive line breaksは4、ファイナルサードでの受けは41回。セネガルの107、17、240とは差が大きい。一方、Defensive pressuresは259、直接プレッシャーは48で、セネガルの162、23を上回る。つまり、イラクは守備行動の量を強いられ、攻撃の出口を作る余力を削られた。

イラクはフランス戦0-3、ノルウェー戦1-4、セネガル戦0-5で3敗となった。3試合で1得点12失点。グループIでは最下位で大会を終えている。セネガル戦単体で見ても、10人になった時間が長く、通常保持率32%、枠内1本。大量失点だけでなく、相手を止めるための守備時間が増え続けたことが、後半の4失点につながった。

図解
イラク視点:13分退場から防戦が続く

4分に失点、13分にスラカ退場。イラクは枠内1本で、後半に4点を失った。

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PMSRとグループI。5-0でも2位には届かない

FIFA通常記録では、保持率はセネガル68%、イラク32%。シュートは28対6、枠内は12対1、ブロックされたシュートは4対4、Fouls Againstは10対11、コーナーは12対3、直接FKは11対10、間接FKは0対1、PKは0本0成功対0本0成功、オフサイドは1対0、警告は2対2、直接退場は0対1だった。通常記録だけで見ても、セネガルが量で大きく上回った試合である。

PMSRでは、Enhanced possessionがセネガル58.6%、争奪中10.7%、イラク30.7%。ゴール期待値は2.7対0.21、シュートは27本11枠内対6本1枠内、パスは585本中523本成功と280本中200本成功、成功率は89%対71%だった。Completed line breaksは107対52、Defensive line breaksは17対4、ファイナルサードでの受けは240対41、クロスは29対5、ボール前進は40対17。PMSRは通常記録と定義が違うため、保持率やシュート数を同じ表現で混ぜない。

スポーツナビの提供社値では、保持率62%対38%、ゴール期待値3.21対0.18、シュート29対6、枠内12対1、パスは601本成功率84.9%と253本成功率72.7%、オフサイド1対0、FK11対11、CK12対3、PK0対0、警告・退場はセネガルが警告2退場0、イラクが警告2退場1だった。FIFA通常記録、PMSR、スポーツナビは、シュート数や期待値の数え方が異なる。本文では通常記録、技術分析、提供社値を分けて読む。

グループI全体では、フランスが3勝で勝ち点9。セネガル戦3-1、イラク戦3-0、ノルウェー戦1-4で、3試合10得点2失点だった。ノルウェーは2勝1敗で勝ち点6。イラク戦4-1、セネガル戦3-2、フランス戦1-4で、3試合8得点7失点。セネガルは1勝2敗で勝ち点3、3試合8得点6失点。イラクは3敗で1得点12失点だった。

この試合の意味は、セネガルが自分たちに残された条件を果たしたことにある。2位には届かないが、5-0で得失点差をプラスに戻し、3位として他組の結果を待つ形を作った。スポーツナビ戦評も、セネガルがやるべきことをやり、後は他会場を待つ状況を作ったと整理している。

一方で、試合の読み方は単純な大勝だけでは足りない。前半は4分の1点だけで、13分から数的優位だったにもかかわらず、追加点は56分まで生まれなかった。56分のサール弾、同分の3枚替え、59分と71分のパプ・ゲイェ2発、82分のエンディアイェ弾。この後半の連鎖が5-0の本体である。セネガルは前半の停滞を、途中出場選手の決定力で大量点へ変えた。

図解
グループI最終文脈:セネガル3位、イラク3敗

同時刻帯のノルウェー対フランスは1-4。グループIはフランス首位、ノルウェー2位、セネガル3位で閉じた。

参照元

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