本文へ移動
選手ストーリー

モドリッチはなぜ40歳でもクロアチアを動かすのか。ザダルからマドリード、ミラン、W杯26へ

戦争で故郷を離れた少年時代、期限付き移籍、トッテナム、レアル・マドリード、ACミランでの言葉と復帰過程から、ルカ・モドリッチがW杯26で担う役割をたどる。

モドリッチがディナモ、トッテナム、レアル・マドリード、ACミラン、クロアチア代表へ進む選手ストーリー用サムネイル
AI-generated image / J Football Hub / 画像はAI生成によるイメージです
1 / 5記事ページ

40歳の背番号10。モドリッチの物語はまだ現在形で続いている

2026年6月8日のスロベニア戦を終えた時点で、時間軸を止める。クロアチアは本大会へ向かう直前で、背番号10のルカ・モドリッチは40歳。年齢を超えた特別な選手という飾りより、家族と故郷を離れた少年時代、ディナモ加入後の期限付き移籍、プレミアリーグとマドリードでの長い時間、そしてACミランでの新しい仕事を通して、環境が変わるたびに学び直してきた歩みを追う。

モドリッチは戦争で故郷を離れ、祖父を失った。ガーディアンのインタビューでは、幼い頃の恐怖や喪失を語りながら、同時に家族や友人と過ごした温かな記憶にも触れている。過去に起きたことを軽く扱ってはいない。それでも、本人は憎しみだけを残していないと説明している。避難生活の中でもサッカーは続いたが、それを成功の原因として単純に結びつけると、本人の言葉から離れてしまう。大事なのは、重い経験を抱えた後も、家族に守られた日常の記憶を失わず、次の場所で自分の生活とプレーを作り直してきたことだ。苦難を物語の飾りにせず、移動と学び直しの連続としてキャリアを見る。

ディナモ・ザグレブの育成組織へは16歳で加わった。そこからすぐにトップチームの中心になったわけではない。ズリニスキ・モスタルへ期限付き移籍し、ボスニア・ヘルツェゴビナのトップリーグで成人カテゴリーを経験した。続いてインテル・ザプレシッチでも試合に出て、ディナモへ戻った。ACミラン公式は、ディナモで128試合32得点、リーグ3回、カップ2回、スーパーカップ1回の優勝を記録している。

2025年にACミランへ加入した時、公式発表では契約が2026年6月までで、1年の延長オプション付きと整理された。モドリッチは幼い頃からミランを好み、ズボニミール・ボバンに憧れていたと話した。新しいクラブでも、過去の実績を持ち込むだけではない。情熱、謙虚さ、勤勉さ、地に足のついた姿勢を示したいと語り、監督が求める場所で働くとも説明している。40歳で完成した人物として振る舞うのではなく、まだ役割を理解しにいく姿勢があった。

そのシーズン終盤、2026年4月27日に左頬骨の複雑骨折で手術を受けた。ACミランは手術が成功したと発表し、5月下旬には保護マスクを着けてプレー可能な状態に戻ったと説明した。クロアチアサッカー連盟の本大会最終メンバーにも選出され、6月8日のスロベニア戦では先発し、51分に得点し、57分に交代した。痛みが消えたとは書かない。ここで見えるのは、治療、練習、試合復帰の手順を一つずつ踏み、大会前の最後の確認に間に合わせた事実である。

図解
ザダルからW杯26へ続く経路

ザダル、ディナモの育成組織、二度の期限付き移籍、トッテナム、レアル・マドリード、ACミラン、クロアチア代表へ続く道を公式情報と本人発言で整理した。

2 / 5記事ページ

トッテナムで異なる強度へ適応し、クラブ初のCL出場権を支えた

2008年4月29日、トッテナムはディナモ・ザグレブからモドリッチを獲得する合意を発表した。当時22歳で、移籍金は2100万ユーロ、契約は最大6年。加入直後のクラブ公式インタビューで、本人はロンドンへ来られたことを誇りに思い、ユアンデ・ラモス監督が自分を望んでくれたことを喜んだ。チームの大きな結果を助けたいとも話している。プレミアリーグへの適応は、「体格の疑問」だけで説明しない。

本人が語ったのは、新しい挑戦と試合の速さだった。イングランドでは寄せが早く、ボールを置く場所を間違えると次のプレーへ進めない。モドリッチは相手へ正面からぶつかるより、受ける前に身体の向きを作り、最初のタッチで次の角度を残す選手だった。ターンできる時は前を向き、難しい時は味方が前向きに受けられるパスへ切り替える。相手より先に考え、味方が走れる時間を作ることが、強度への答えになった。これは心理の物語ではなく、ピッチ上の選択である。

トッテナム公式アーカイブは、彼がクラブで160試合17得点を記録し、2010年のチャンピオンズリーグ出場権獲得、翌シーズンのベスト8進出にも関わったと振り返っている。数字だけではない。2010年5月5日のマンチェスター・シティ戦は、勝てばクラブ初のCL出場権に届く一戦だった。トッテナムはエティハドで1-0と勝ち、82分にピーター・クラウチが決勝点を挙げた。

Sky Sportsの記録では、モドリッチは背番号14で先発し、88分までプレーした。中央MFとして、トム・ハドルストーンの横でボールを受け、レノン、ベイル、クラウチ、デフォーへつなぐ位置にいた。相手の中盤にはナイジェル・デ・ヨングとギャレス・バリーが入り、前線にはテベスとアデバヨールがいた。最初のタッチが遅れると、すぐに奪い返される相手だった。試合を一人で決めたわけではない。それでも、クラブが歴史的な一歩を踏み出す夜に、彼は中盤で任されていた。抽象的な「適応」ではなく、この試合の出場時間と役割が、トッテナムでの積み上げを示している。

ディナモでは勝つ側の中心だった。トッテナムでは、新しい国、言語、テンポの中で、同じ特徴をそのまま出すだけでは足りなかった。受ける位置を少し変える。味方が走り出す前に顔を上げる。相手が寄せる前にパスの強さを決める。奪われた後に中央へ戻り、次の受け直しへ備えることも求められた。そうした調整を重ねたことが、マドリードで長く役割を変えていく土台になった。

図解
マンチェスター・C 0-1 トッテナム、モドリッチがクラブ初のCL出場権を支えた試合の推定配置

参照元に基づく配置です。トッテナム 4-4-2、マンチェスター・C 4-4-2を示します。詳細は折りたたみで確認できます。

場面整理

参照元の試合ページ、公式発表、またはマッチセンターで両チームの先発11人と背番号を確認。ピッチ上の左右、ライン、距離だけを先発時の推定配置として扱い、放送グラフィックや公式座標の転載ではない。

出場選手を表示

トッテナム

4-4-2

  • 背番号1 エウレリョ・ゴメス
  • 背番号4 ユネス・カブール
  • 背番号20 マイケル・ドーソン
  • 背番号26 レドリー・キング
  • 背番号32 ブノワ・アス=エコト
  • 背番号7 アーロン・レノン
  • 背番号6 トム・ハドルストーン
  • 背番号14 ルカ・モドリッチ
  • 背番号3 ギャレス・ベイル
  • 背番号15 ピーター・クラウチ
  • 背番号18 ジャーメイン・デフォー

マンチェスター・シティ

4-4-2

  • 背番号38 マールトン・フュレプ
  • 背番号5 パブロ・サバレタ
  • 背番号28 コロ・トゥーレ
  • 背番号33 ヴァンサン・コンパニ
  • 背番号3 ウェイン・ブリッジ
  • 背番号11 アダム・ジョンソン
  • 背番号34 ナイジェル・デ・ヨング
  • 背番号18 ギャレス・バリー
  • 背番号39 クレイグ・ベラミー
  • 背番号32 カルロス・テベス
  • 背番号25 エマニュエル・アデバヨール

マンチェスター・C 0-1 トッテナム(2010/05/05、プレミアリーグ/試合開始時)を、モドリッチが中盤中央で先発し、クラブ初のチャンピオンズリーグ出場権に届いた一戦として参照元に基づき配置。トッテナムは4-4-2、マンチェスター・Cは4-4-2を参照して先発11人の関係を推定した。モドリッチは背番号14で中盤中央に入り、Sky Sportsの記録では88分までプレーした。先発11人と背番号を確認し、配置だけを推定した。

3 / 5記事ページ

93分のCKが、最初の欧州制覇をつないだ

2012年にレアル・マドリードへ移った後、モドリッチは13シーズンを過ごした。レアルでの通算は597試合43得点、クラブ史上最多の28タイトル。6度のチャンピオンズリーグ、リーグ優勝、国王杯、UEFAスーパーカップ、クラブワールドカップなど、数字は十分に大きい。ただし、13年間を「勝つチームの中心」という一言だけでまとめると、彼が何を変えながら残ったのかが見えにくくなる。

2014年5月24日のチャンピオンズリーグ決勝は、その入口として置ける試合である。レアルはアトレティコ・マドリードに36分、ディエゴ・ゴディンの得点で先行された。モドリッチは背番号19で先発し、カシージャス、カルバハル、ヴァラン、ラモス、コエントラン、ケディラ、ディ・マリア、ベイル、ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウドと同じ先発に入った。アトレティコはコスタ、ビジャ、コケ、ガビ、チアゴ、ラウール・ガルシアらを並べた。モドリッチはケディラ、ディ・マリアと中盤を組み、交代せず延長戦の終盤まで残った。

レアルは90+3分まで0-1で追う側だった。そこでモドリッチの右CKからセルヒオ・ラモスが同点ゴールを決め、試合は延長へ進む。延長ではベイル、マルセロ、ロナウドが得点し、最終スコアは4-1。モドリッチにとって、レアルで最初の欧州制覇だった。彼が得点者として残る場面ではない。それでも、止まっているボールを蹴る質、相手が疲れた時間帯で味方が届く場所へ落とす精度が、結果に直接つながった。

その後のマドリードでは、トニ・クロース、カゼミーロ、イスコ、バルベルデ、カマヴィンガ、チュアメニなど、時期によって周囲の中盤が変わった。クロースが配球し、カゼミーロが守る、モドリッチが運ぶ、という分け方は便利だが、実際の役割はもっと動いていた。低い位置で受ける日もあれば、右側で前を向く日もある。相手のプレスを外すターン、試合の速度を落とすパス、守備で中央へ戻る位置取りを、その時の組み合わせに合わせた。

2018年のバロンドールや個人賞も、そうした積み重ねの先にある。幼少期の困難、期限付き移籍、プレミアリーグ、マドリードでの栄光を一直線の成功談にする必要はない。レアルで彼が長く残れた理由は、完成した型を守ったからではなく、強い味方の横でも自分の特徴を残しながら、必要な役割を加えていったからである。

40歳のMFとして、走る距離より判断の速さで中盤を助けることが、この時期の役割を具体的に示している。ACミランでの仕事は、テンポ管理と周囲を落ち着かせる配球をどの場面で選んだかに表れる。

クラブ公式の記録や監督コメントで評価された配球の落ち着きは、試合の速さを整える仕事として残っている。

図解
レアル 4-1 アトレティコ、モドリッチのCKが93分の同点弾につながった決勝の推定配置

参照元に基づく配置です。レアル 4-3-3、アトレティコ 4-4-2を示します。詳細は折りたたみで確認できます。

場面整理

参照元の試合ページ、公式発表、またはマッチセンターで両チームの先発11人と背番号を確認。ピッチ上の左右、ライン、距離だけを先発時の推定配置として扱い、放送グラフィックや公式座標の転載ではない。

出場選手を表示

レアル・マドリード

4-3-3

  • 背番号1 イケル・カシージャス
  • 背番号15 ダニ・カルバハル
  • 背番号2 ラファエル・ヴァラン
  • 背番号4 セルヒオ・ラモス
  • 背番号5 ファビオ・コエントラン
  • 背番号19 ルカ・モドリッチ
  • 背番号6 サミ・ケディラ
  • 背番号22 アンヘル・ディ・マリア
  • 背番号11 ギャレス・ベイル
  • 背番号9 カリム・ベンゼマ
  • 背番号7 クリスティアーノ・ロナウド

アトレティコ・マドリード

4-4-2

  • 背番号13 ティボー・クルトワ
  • 背番号20 フアンフラン
  • 背番号23 ミランダ
  • 背番号2 ディエゴ・ゴディン
  • 背番号3 フィリペ・ルイス
  • 背番号8 ラウール・ガルシア
  • 背番号5 チアゴ
  • 背番号14 ガビ
  • 背番号6 コケ
  • 背番号19 ディエゴ・コスタ
  • 背番号9 ダビド・ビジャ

レアル・マドリード 4-1 アトレティコ・マドリード(2014/05/24、UEFAチャンピオンズリーグ決勝/試合開始時)を、モドリッチが背番号19で先発し、90+3分のCKからラモスの同点弾につなげた決勝として参照元に基づき配置。レアルは4-3-3、アトレティコは4-4-2を参照して先発11人の関係を推定した。モドリッチは背番号19で先発。延長戦を含む最終スコアは4-1、90分終了時は1-1として分けて扱う。

4 / 5記事ページ

幼い頃から好んだミランで、40歳の初得点を挙げた

2025年7月14日、ACミランはモドリッチの加入を発表した。契約は2026年6月30日までで、2027年6月30日までの延長オプション付き。公式発表は、ザダル、ディナモ、ズリニスキ、インテル・ザプレシッチ、トッテナム、レアル・マドリードを経た歩みを整理し、ミランでの背番号が14になることも示した。40歳を迎える選手の加入を、過去の名声だけで読むと、本人の言葉から離れてしまう。

8月の加入会見で、モドリッチは幼い頃からイタリアサッカーを見ており、好きなクラブがミランだったと話した。憧れの選手として挙げたのはズボニミール・ボバンである。自分が持ち込めるものとしては、情熱、謙虚さ、勤勉さ、地に足のついた姿勢を挙げた。一人の選手だけで試合は決められず、個々が力を出せるチームを作る必要があるとも説明している。

役割についても、本人は中盤でテンポを作り、チームを動かすことを好むとしながら、最も重要なのはチームであり、監督が求めることを行うと話した。これは若手を教育するために来た、という推測ではない。新しい監督、新しいチームメート、新しいリーグの中で、自分がどこに立つべきかを確認する姿勢である。レアルで28タイトルを得た後でも、先にあるのは実績の提示ではなく、練習と試合の中で役割を合わせる作業だった。

2025年9月14日のボローニャ戦で、その姿勢は具体的な試合に現れた。ACミランは3-5-2で、メニャン、トモリ、ガッビア、パヴロヴィッチ、サーレマーケルス、フォファナ、モドリッチ、ラビオ、エストゥピニャン、ロフタス=チーク、ヒメネスが先発した。ボローニャは4-2-3-1。相手にはフロイラー、ファーガソン、ファビアンがいて、ミランの中盤は前後に間延びしない距離を保つ必要があった。サーレマーケルスとエストゥピニャンが幅を取り、フォファナとラビオが横に並ぶ形の中央で、モドリッチは受ける位置と前へ出る時間を選んだ。そして61分、サーレマーケルスのパスから決勝点を挙げた。

ACミラン公式の試合後スタッツは、モドリッチが40歳5日でセリエA史上最年長の得点者となったMFだと記録している。この得点を「若い選手へ基準を見せた証拠」とは書かない。より確かなのは、彼が新しいクラブで監督の配置に入り、中央でボールを動かし、得点場面ではゴール前へ出る判断をしたことだ。ミラン初得点は、過去の名前だけでなく、今の要求へ取り組んだ試合として置ける。

図解
ACミラン 1-0 ボローニャ、40歳のモドリッチがクラブ初得点を挙げた試合の推定配置

参照元に基づく配置です。ミラン 3-5-2、ボローニャ 4-2-3-1を示します。詳細は折りたたみで確認できます。

場面整理

参照元の試合ページ、公式発表、またはマッチセンターで両チームの先発11人と背番号を確認。ピッチ上の左右、ライン、距離だけを先発時の推定配置として扱い、放送グラフィックや公式座標の転載ではない。

出場選手を表示

ACミラン

3-5-2

  • 背番号16 マイク・メニャン
  • 背番号23 フィカヨ・トモリ
  • 背番号46 マッテオ・ガッビア
  • 背番号31 ストラヒニャ・パヴロヴィッチ
  • 背番号56 アレクシス・サーレマーケルス
  • 背番号19 ユスフ・フォファナ
  • 背番号14 ルカ・モドリッチ
  • 背番号12 アドリアン・ラビオ
  • 背番号2 ペルビス・エストゥピニャン
  • 背番号8 ルベン・ロフタス=チーク
  • 背番号7 サンティアゴ・ヒメネス

ボローニャ

4-2-3-1

  • 背番号1 ウカシュ・スコルプスキ
  • 背番号20 ナディル・ゾルテア
  • 背番号14 トルビョルン・ヘッゲム
  • 背番号26 ジョン・ルクミ
  • 背番号22 ハラランボス・リコヤニス
  • 背番号19 ルイス・ファーガソン
  • 背番号8 レモ・フロイラー
  • 背番号7 リッカルド・オルソリーニ
  • 背番号80 ジョヴァンニ・ファビアン
  • 背番号28 ニコロ・カンビアーギ
  • 背番号9 サンティアゴ・カストロ

ACミラン 1-0 ボローニャ(2025/09/14、セリエA第3節/試合開始時)を、モドリッチが中盤中央で先発し、61分にサーレマーケルスのパスからミランでの初得点を挙げた試合として参照元に基づき配置。ミランは3-5-2、ボローニャは4-2-3-1を参照して先発11人の関係を推定した。ACミラン公式の先発発表と試合後スタッツで、先発11人、背番号、モドリッチの61分決勝点を確認した。

5 / 5記事ページ

本大会で何を見るか。クロアチアを動かす背番号10

本大会へ向かうクロアチアの直前の試合として、2026年6月8日のスロベニア戦を置く。クロアチアサッカー連盟は、この試合をカナダ、メキシコ、アメリカへ出発する前の最後の強化試合と位置づけた。スコアは2-1。得点は51分のモドリッチ、83分のアンドラジュ・シュポラル、90+3分のマリオ・パシャリッチだった。ここで本大会の結果を先取りする必要はない。

モドリッチは背番号10、主将として先発した。クロアチアはリヴァコビッチ、スタニシッチ、エルリッチ、ポングラチッチ、グヴァルディオル、モドリッチ、コバチッチ、マルコ・パシャリッチ、クラマリッチ、ペリシッチ、ブディミルを並べた。スロベニア側にもオブラク、ビヨル、ヤンジャ、ロヴリッチ、ヴィポトニクらが先発し、相手にも国際経験のある選手が並んだ。HNSの記録では、コバチッチはハーフタイムでペタル・スチッチと交代し、モドリッチは57分にマリオ・パシャリッチと交代している。90分間の役割を断定しないことが大事だ。

51分の得点は、ペリシッチのパスを受けたモドリッチがエリア外から低いシュートを決めたものだった。左頬骨の手術から戻った選手が、保護マスクを着けて最終調整へ入った試合でもある。ただし、負傷から戻ったことを「不屈の精神」の証明として飾りすぎる必要はない。公式に確認できるのは、4月27日に手術を受け、5月下旬に練習へ戻り、6月8日に先発して得点し、57分に退いたという流れである。

本大会で焦点になるのは、40歳という年齢を感じさせないかどうかだけではない。どこで受けるか。パスの速度をどう変えるか。前へ運ぶ時と中央へ残る時をどう分けるか。コバチッチの横で低い位置に残る時間もあれば、クラマリッチ、ペリシッチ、マルコ・パシャリッチ、ブディミルの近くへ一歩出る時間もある。常にボールを持つ必要はなく、誰へ前向きに受けられるパスを入れるかが重要になる。

モドリッチのキャリアは、幼少期の困難から一直線に成功へ進んだ物語ではない。ディナモ加入後にはズリニスキとインテル・ザプレシッチへ期限付き移籍し、トッテナムでは新しいリーグへ対応し、レアルでは異なる中盤構成の中で13年間役割を調整した。ミラン加入時には情熱、謙虚さ、勤勉さ、チーム優先を語り、40歳のシーズンにも治療、練習、復帰の手順を続けた。本大会でその経験は、どこで受け、いつ前へ運び、いつ味方へ預けるかという判断に表れる。

図解
クロアチア 2-1 スロベニア、モドリッチがW杯前最後の強化試合で得点した推定配置

参照元に基づく配置です。クロアチア 4-2-3-1、スロベニア 4-4-2を示します。詳細は折りたたみで確認できます。

場面整理

参照元の試合ページ、公式発表、またはマッチセンターで両チームの先発11人と背番号を確認。ピッチ上の左右、ライン、距離だけを先発時の推定配置として扱い、放送グラフィックや公式座標の転載ではない。

出場選手を表示

クロアチア代表

4-2-3-1

  • 背番号1 ドミニク・リヴァコビッチ
  • 背番号2 ヨシプ・スタニシッチ
  • 背番号25 マルティン・エルリッチ
  • 背番号3 マリン・ポングラチッチ
  • 背番号4 ヨシュコ・グヴァルディオル
  • 背番号10 ルカ・モドリッチ
  • 背番号8 マテオ・コバチッチ
  • 背番号24 マルコ・パシャリッチ
  • 背番号9 アンドレイ・クラマリッチ
  • 背番号14 イヴァン・ペリシッチ
  • 背番号11 アンテ・ブディミル

スロベニア代表

4-4-2

  • 背番号1 ヤン・オブラク
  • 背番号4 マルツェル・ラトニク
  • 背番号6 ヤカ・ビヨル
  • 背番号21 ヴァニャ・ドルクシッチ
  • 背番号13 エリク・ヤンジャ
  • 背番号11 チャシュ・ベギッチ
  • 背番号2 ジャン・カルニチニク
  • 背番号22 アダム・グネズダ・チェリン
  • 背番号8 サンディ・ロヴリッチ
  • 背番号15 ダニイェル・シュトゥルム
  • 背番号18 ジャン・ヴィポトニク

クロアチア 2-1 スロベニア(2026/06/08、国際親善試合/試合開始時)を、左頬骨の手術から戻ったモドリッチが、W杯前最後の強化試合へ主将として先発した試合として参照元に基づき配置。クロアチア代表は4-2-3-1、スロベニア代表は4-4-2を参照して先発11人の関係を推定した。HNS公式レポートで、モドリッチの51分得点、57分交代、両チームの先発11人を確認した。配置だけを推定した。

参照元

17

リーグ・大会公式4+
クラブ公式10+
メディア3+

記事情報

AI利用情報

サムネイル画像はAI生成によるイメージを編集して使用しています。

画像クレジット

AI-generated image / J Football Hub

次に読む

この記事から続けて読む

このチームを続けて読む

この選手を続けて読む

同じ大会を読む

同じ記事タイプを読む