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試合レビュー

ドイツはなぜキュラソーから7点を奪えたのか。中盤ダイヤモンドへの修正とウンダフ投入

W杯26グループE、ドイツ 7-1 キュラソー。前半から崩れたキュラソー守備、ドイツ7得点、DFB表示と実戦配置の違いを読む。

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ドイツがキュラソーに7-1で勝利したW杯26グループE初戦のスコア入り試合レビュー用サムネイル
AI生成イメージ / J Football Hub / 画像はAI生成によるイメージです
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試合基本情報と得点経過。7-1はどの順番で生まれたか

2026年W杯グループE第1節、ドイツ対キュラソーは現地時間6月14日12時、日本時間6月15日2時にヒューストン・スタジアムで行われた。DFBデータセンターは観客数を68,021人、会場をHouston-Stadionと記録している。結果はドイツ 7-1 キュラソー。前半は3-1で終わり、警告と退場はDFBのCards欄で確認できなかった。日付は開催地基準では6月14日、日本時間では6月15日である。時刻と会場はDFB、得点場面はスポーツナビとSky Sportsで照合した。FIFAの試合情報も、同じ7-1の最終スコアを示している。

立ち上がりは得点前からドイツが続けてシュートへ入った。スポーツナビの試合経過では、前半6分にムシアラのシュートがオビスポにブロックされ、その後も攻撃が切れなかった。ブラウンのパスからハフェルツを経由し、ヴィルツのパスに反応したフェリックス・ヌメチャがペナルティーエリア中央から右足で決めた。ドイツは8分にヌメチャ、11分にザネ、14分にヴィルツもシュートを放ち、早い時間にキュラソーを自陣へ下げた。

それでも21分、キュラソーは自陣から速攻へ移った。ロカディアを狙ったボールのこぼれに、後方から走り込んだリヴァノ・コメネンシアが反応する。左足のシュートは相手に当たってコースが変わり、キュラソーにとってW杯初得点となった。ドイツは1-1にされてからも、28分のシュロッターベックのヘディング、30分のパブロヴィッチ、33分のザネのシュートで勝ち越しを狙った。

38分、ドイツがCKから再び勝ち越した。ブラウンの左足CKにニコ・シュロッターベックが合わせ、2-1。前半45+1分にはザネのパスからパブロヴィッチが決定機を迎えたが、ジュニーニョ・バクーナにブロックされた。45+5分はバゾールがエリア内でヌメチャを倒し、カイ・ハフェルツがPKを左足で決めて3-1。後半47分にはキミッヒのスルーパスからムシアラが4点目を挙げた。

終盤はデニズ・ウンダフの関与が続いた。68分にウンダフのパスからブラウン、78分にキミッヒのクロスからウンダフ自身、88分にウンダフのパスからハフェルツが決めた。得点だけでなく、63分のザネの1対1、76分のマルガリタのシュート、87分のラウムの枠内シュートも試合経過に残る。7-1は一気に開いたのではなく、先制、同点、約17分間の1-1、CK、PK、交代後の3得点という順番で作られた。

図解
ドイツ 7-1 キュラソー 主要な試合経過

主要な試合経過

21分から38分まで約17分間は1-1。ドイツはCK、PK、後半開始直後、交代後の3得点で広げた

ドイツ 7-1 キュラソー

ドイツ
GER
キュラソー
CUW
  1. 5'
    GER決定機

    ジャマル・ムシアラ

    エリア中央へ進入して右足で打ったが、オビスポにブロックされた。

    ドイツ 0-0 キュラソー

  2. 6'
    GER得点

    フェリックス・ヌメチャ

    ハフェルツを経由した攻撃から、ヴィルツのパスに反応したヌメチャが中央から右足で決めた。

    ドイツ 0-0 キュラソードイツ 1-0 キュラソー

  3. 8'
    GER決定機

    フェリックス・ヌメチャ

    パブロヴィッチのパスからエリア中央で右足シュート。ルームが止めた。

    ドイツ 1-0 キュラソー

  4. 11'
    GER決定機

    レロイ・ザネ

    ムシアラのパスで抜け出し、エリア中央から左足で打ったがバゾールに防がれた。

    ドイツ 1-0 キュラソー

  5. 14'
    GER決定機

    フロリアン・ヴィルツ

    左から運び、エリア手前でシュート。ボールは右へ外れた。

    ドイツ 1-0 キュラソー

  6. 21'
    CUW得点

    リヴァノ・コメネンシア

    速攻からロカディアを狙ったボールのこぼれに反応し、左足のシュートが相手に当たって入った。

    ドイツ 1-0 キュラソードイツ 1-1 キュラソー

  7. 28'
    GER決定機

    ニコ・シュロッターベック

    キミッヒのFKに合わせてヘディング。ルームがセーブした。

    ドイツ 1-1 キュラソー

  8. 30'
    GER決定機

    アレクサンダル・パブロヴィッチ

    エリア手前から左足で打ったが、コメネンシアにブロックされた。

    ドイツ 1-1 キュラソー

  9. 33'
    GER決定機

    レロイ・ザネ

    ヴィルツのスルーパスから抜け出し、エリア中央で打ったがフォンヴィレに防がれた。

    ドイツ 1-1 キュラソー

  10. 38'
    GER得点

    ニコ・シュロッターベック

    ブラウンの左足CKに中央で合わせ、ドイツが約17分ぶりに勝ち越した。

    ドイツ 1-1 キュラソードイツ 2-1 キュラソー

  11. 45+1'
    GER決定機

    アレクサンダル・パブロヴィッチ

    ザネのパスからエリア中央で右足シュート。ジュニーニョ・バクーナがブロックした。

    ドイツ 2-1 キュラソー

  12. 45+5'
    GER得点

    カイ・ハフェルツ

    バゾールがヌメチャを倒してPK。ハフェルツが左足で決め、前半中に2点差とした。

    ドイツ 2-1 キュラソードイツ 3-1 キュラソー

  13. 46'
    CUW交代

    アントニッセ投入

    キュラソーはハンセンを下げ、アントニッセを入れた。

    ドイツ 3-1 キュラソー

  14. 47'
    GER得点

    ジャマル・ムシアラ

    キミッヒのスルーパスから右へ抜け出し、ムシアラが右足で決めた。

    ドイツ 3-1 キュラソードイツ 4-1 キュラソー

  15. 50'
    GER決定機

    フェリックス・ヌメチャ

    キミッヒのFKに反応して右足で打ったが、ルームがセーブした。

    ドイツ 4-1 キュラソー

  16. 62'
    CUW決定機

    レアンドロ・バクーナ

    アントニッセのFKに反応して中央から狙ったが、枠の上へ外れた。

    ドイツ 4-1 キュラソー

  17. 63'
    GER決定機

    レロイ・ザネ

    エリア中央からシュートを放ったが、ゴール左へ外れた。

    ドイツ 4-1 キュラソー

  18. 64'
    GER交代

    ウンダフ投入

    ムシアラに代えてウンダフ。以後の3得点に関与した。

    ドイツ 4-1 キュラソー

  19. 65'
    CUW交代

    マルガリタ投入

    ロカディアに代えてマルガリタを入れた。

    ドイツ 4-1 キュラソー

  20. 68'
    GER得点

    ナサニエル・ブラウン

    ウンダフのパスを受け、ブラウンがエリア中央から右足で決めた。

    ドイツ 4-1 キュラソードイツ 5-1 キュラソー

  21. 73'
    GER交代

    ドイツ3枚替え

    ヌメチャ、ター、ブラウンを下げ、ゴレツカ、リュディガー、ラウムを投入した。

    ドイツ 5-1 キュラソー

  22. 76'
    CUW決定機

    ヤール・マルガリタ

    左から進入してシュートを放ったが、枠の上へ外れた。

    ドイツ 5-1 キュラソー

  23. 78'
    GER得点

    デニズ・ウンダフ

    ラウム、ハフェルツを経由し、キミッヒのクロスにウンダフが中央で合わせた。

    ドイツ 5-1 キュラソードイツ 6-1 キュラソー

  24. 83'
    GER交代

    アントン投入 / カスタニール投入

    ドイツはキミッヒをアントンへ、キュラソーはチョンをカスタニールへ替えた。

    ドイツ 6-1 キュラソー

  25. 88'
    GER得点

    カイ・ハフェルツ

    ウンダフのパスを受けたハフェルツがエリア左から左足で決め、7-1とした。

    ドイツ 6-1 キュラソードイツ 7-1 キュラソー

DFBデータセンター、Sky Sports、スポーツナビをもとに、得点、主要機会、交代を時系列で整理。

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開始時配置と約17分の1-1。DFB表示と実戦配置を分ける

フォーメーションは、出典ごとに見え方が異なる。DFBデータセンターは登録・表示上、ドイツとキュラソーをともに4-2-3-1として示している。一方、スポーツナビの開始時表示はキュラソーを4-4-2、ESPNの試合後記事ではナーゲルスマン監督の発言としてキュラソーの「中盤ダイヤモンド」に触れている。登録上の位置と実戦の守備列がずれたためである。したがってこの記事の図は、DFBの先発・背番号を基準にしつつ、キュラソーの実戦上の並びを4-4-2ダイヤモンド、または4-3-1-2として編集部が整理した。

ドイツの先発は4-2-3-1で読める。GKノイアー、最終ラインは右からキミッヒ、ター、シュロッターベック、ブラウン。中盤はパブロヴィッチとヌメチャ、2列目はザネ、ムシアラ、ヴィルツ、最前線はハフェルツだった。キミッヒがキャプテンを務めた。攻撃時にはキミッヒとブラウンが外側を使い、ムシアラとヴィルツが内側で受ける場面があった。スポーツナビのプレー記録と監督コメントで確認できる範囲を基準にする。

キュラソーはGKルーム。4バックはフロラヌス、バゾール、オビスポ、フォンヴィレ。中盤はレアンドロ・バクーナを軸に、コメネンシアとジュニーニョ・バクーナが周囲を支え、チョンが前線の下に入る形で整理した。前線はロカディアとハンセンで、レアンドロ・バクーナがキャプテンだった。21分の同点弾は、この並びが守るだけではなく、前へ出た場面から生まれた。

同点から勝ち越しまでの時間は短く扱えない。キュラソーは21分に追いつき、その後約17分間は1-1を保った。28分にはキミッヒのFKからシュロッターベックがヘディングを打ち、30分にはヴィルツのパスからザネ、パブロヴィッチが続けてシュートへ入った。33分にはヴィルツのスルーパスからザネが抜け出したが、フォンヴィレにブロックされた。ドイツはこの時間帯に勝ち越せなかったが、ペナルティーエリア内への進入回数は増えていた。

ESPNが伝えたナーゲルスマン監督の説明では、ドイツはキュラソーの中盤ダイヤモンドに対し、給水時間までに攻撃時の立ち位置を修正した。ダイヤモンドは中央に人数を集める一方、外側にはスペースが残りやすい。ドイツはブラウンとキミッヒを使い、ムシアラとヴィルツがその内側で受ける場面を増やした。38分のCKは流れの中の崩しではないが、1-1の時間に押し込み続けた結果として得たセットプレーだった。

図解
ドイツ 7-1 キュラソーの基本配置(2026/06/14)

先発選手は公式記録に基づき、配置は編集部推定です。ドイツ 4-2-3-1、キュラソー 4-4-2D / 4-3-1-2を示します。詳細は折りたたみで確認できます。

場面整理

先発と背番号はDFBデータセンター、Sky Sports、スポーツナビで照合。キュラソーの中盤ダイヤモンドは監督コメントとスポーツナビの配置表示を根拠にした編集部整理で、FIFAの公式配置図としては扱わない。

スタメン一覧を表示

ドイツ代表

4-2-3-1

  • 背番号1 マヌエル・ノイアー
  • 背番号18 ナサニエル・ブラウン
  • 背番号15 ニコ・シュロッターベック
  • 背番号4 ヨナタン・ター
  • 背番号6 ヨシュア・キミッヒ
  • 背番号5 アレクサンダル・パブロヴィッチ
  • 背番号23 フェリックス・ヌメチャ
  • 背番号17 フロリアン・ヴィルツ
  • 背番号10 ジャマル・ムシアラ
  • 背番号19 レロイ・ザネ
  • 背番号7 カイ・ハフェルツ

キュラソー代表

4-4-2D / 4-3-1-2

  • 背番号1 エロイ・ルーム
  • 背番号24 デヴェロン・フォンヴィレ
  • 背番号18 アルマンド・オビスポ
  • 背番号23 リーヘドリー・バゾール
  • 背番号5 シェレル・フロラヌス
  • 背番号10 レアンドロ・バクーナ
  • 背番号8 リヴァノ・コメネンシア
  • 背番号7 ジュニーニョ・バクーナ
  • 背番号21 タヒス・チョン
  • 背番号12 ソンチェ・ハンセン
  • 背番号9 ユルゲン・ロカディア

DFBデータセンターでは両チーム4-2-3-1表示。試合中のキュラソーはスポーツナビの4-4-2表示とナーゲルスマン監督の中盤ダイヤモンド発言を踏まえ、4-4-2ダイヤモンド/4-3-1-2として編集部整理で示す。

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ドイツ視点。給水時間前後の修正と全交代

ドイツ視点で重要なのは、追いつかれた後に攻撃の立ち位置を整理し直したことだ。ナーゲルスマン監督はESPNで、相手がダイヤモンドで来たため、給水時間までに攻撃方法を調整したと説明している。スポーツナビの経過でも、同点後のドイツは外側とエリア内を繰り返し使った。28分のシュロッターベックのヘディング、30分のザネとパブロヴィッチ、33分のザネの場面は、勝ち越し前にキュラソーを下げた具体例である。中盤の形を読み替えた後も、得点は流れの中だけではなく、セットプレーとPKで増えた。

38分の勝ち越しはCKだった。ブラウンが右から左足で入れ、シュロッターベックが中央で合わせた。45+5分のPKは、ヌメチャがバゾールに倒された判定から生まれた。流れの中で崩し切るだけではなく、CKとPKから前半中に2点を加えたことが大きい。後半47分のムシアラの得点は、キミッヒのスルーパスに抜け出した場面で、前半終盤の3-1と合わせてキュラソーの反撃時間を短くした。

交代は全て試合の後半に集中した。46分、キュラソーはハンセンを下げてジェレミー・アントニッセを入れた。ドイツは64分にムシアラからウンダフへ変更した。65分にはキュラソーがロカディアからヤール・マルガリタへ替えた。73分、ドイツはヌメチャをゴレツカ、ターをリュディガー、ブラウンをラウムへ一気に替え、83分にはキミッヒをアントンへ替えた。キュラソーも83分にチョンをカスタニールへ替えた。

交代後の具体的な得点は、ウンダフの関与で説明できる。68分、ウンダフはエリア内でブラウンへ落とし、ブラウンが右足で5-1とした。78分はラウムのパスからハフェルツがつなぎ、キミッヒのクロスにウンダフが中央で合わせた。88分はラウムの左サイドからの流れで、ウンダフのパスをハフェルツが仕留めた。Sky Sportsはウンダフを1得点2アシストとして扱っており、記事でもその提供元を明記する。64分投入から88分までの関与なので、出場時刻との矛盾もない。

ただし、ドイツの7得点だけを見て「完全」とは書けない。19分台から21分にかけてキュラソーの速攻を受け、最初の枠内シュートで追いつかれた。スポーツナビでは62分にレアンドロ・バクーナ、76分にマルガリタのシュートも記録されている。ドイツは大勝したが、前へ出た相手に一度中央を割られた。この一点は、次戦へ向けて確認するべき材料として残る。

図解
ドイツが7点まで伸ばした流れ

1-1に追いつかれた後、セットプレー、PK、後半開始直後、交代策で試合を広げた流れの編集部整理。

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キュラソー視点。初得点と後半のシュート機会

キュラソーにとって、この7-1の敗戦は重い。ただ、21分の同点弾は明確に記録として残る。Concacafの大会前記事が示していた通り、キュラソーは初めてワールドカップ本大会へ出たチームだった。開始6分に先制された後、19分台には速攻からドイツを慌てさせ、21分にコメネンシアが左足で決めた。スポーツナビは、コメネンシアのシュートがペナルティーエリア中央から放たれたと記録している。相手に当たったシュートでも、前へ走り込んだ位置取りは偶然ではない。

キュラソーの狙いは、中央を閉じるだけではなかった。ロカディアとハンセンを前に置き、チョンをその下に立たせ、コメネンシア、レアンドロ・バクーナ、ジュニーニョ・バクーナで中盤を作った。ハンセンは前半45+2分にも左から運んで右足で枠内へ打ち、ノイアーに止められている。前半の終盤に3-1とされたため結果にはつながらなかったが、シュートを全く作れなかった試合ではない。大差と攻撃機会の有無は分けて読む。

問題は、1-1を保った約17分間の後に、セットプレーとPKを続けて受けたことだった。28分のシュロッターベックのヘディングをルームが止めた時点では、まだ耐えていた。30分にはパブロヴィッチのシュートをコメネンシアがブロックし、33分にはザネのシュートをフォンヴィレが防いだ。だが38分のCKではシュロッターベックに中央で先に触られ、45+5分にはバゾールのファウルからPKを与えた。前半終了時点で2点差になったことが大きい。

後半、アドフォカート監督は46分にハンセンからアントニッセへ、65分にロカディアからマルガリタへ、83分にチョンからカスタニールへ替えた。アントニッセは62分のFKでレアンドロ・バクーナのシュートを導き、マルガリタは76分に左からシュートを放った。得点は増えなかったが、0本で終わったわけではない。スポーツナビの最終スタッツでも、キュラソーのシュートは7本、枠内は2本だった。

それでも守備の負担は最後まで軽くならなかった。68分、78分、88分の3失点はいずれもドイツの交代選手を含む攻撃から生まれた。左でラウム、中央でウンダフ、最後にハフェルツという形で、ドイツは途中出場組を得点に絡めた。キュラソーは初得点を残した一方で、セットプレー、PK、交代後の対応で失点を止められなかった。この両方を分けて見ることが、この試合を正確に読むために必要である。

図解
キュラソーの初得点と失点拡大

21分の歴史的同点弾、前半終盤の2失点、後半の守備負荷を分けた編集部整理。

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スタッツで読む7-1。次戦展望は短く整理する

スポーツナビ提供の最終スタッツでは、保持率はドイツ62%、キュラソー38%。シュートは26対7、枠内シュートは11対2、CKは8対1だった。xGはドイツ3.87、キュラソー0.46。パス数はドイツ642本、キュラソー318本で、成功率は84.7%対79.6%だった。保持率、パス数、成功率は同じ支配を示す数字ではない。この整理では、この表の数値をスポーツナビに統一して扱い、DFBやSky Sportsの得点・交代情報と混ぜて一つのスタッツ表にしない。DFBは公式得点、交代、会場、観客数の根拠、Sky Sportsはラインアップと得点関与の補助、スポーツナビはプレー経過とスタッツの根拠として分ける。

数字を見ると、ドイツはシュート総数と枠内シュート数で大きく上回った。26本から7得点を挙げたため、実得点はxGの3.87を大きく上回る。これは決定力だけでなく、CK、PK、交代選手の関与によって得点の種類を増やした結果でもある。xGは4点弱であり、7点差そのものをそのまま説明する数字ではない。得点機の質に差があり、なおかつフィニッシュ効率も高かったと読むと整理しやすい。6分のヌメチャ、38分のシュロッターベック、45+5分のPK、47分のムシアラまでは、前半から後半開始直後に試合を傾けた得点だった。68分以降の3点は、ウンダフとラウムを含む交代後の攻撃で生まれた。

キュラソーも7本のシュートを記録している。21分のコメネンシア、45+2分のハンセン、62分のレアンドロ・バクーナ、76分のマルガリタは、試合経過として残すべき場面である。大差の試合でも、相手が何もできなかったと書くと実際の経過を落としてしまう。ドイツの課題は、速攻を受けた直後の戻りと、ロカディア周辺でこぼれを拾われた場面の整理にある。枠内2本のうち1本が得点になったことも、守備側の確認材料になる。

第1節終了時点で、ドイツは7-1の得失点差を持って第2戦へ向かう。次戦のコートジボワール戦では、今回のように中央を固める相手だけでなく、広いスペースを走る相手への対応が確認点になる。キュラソーはエクアドル戦へ進む。初得点を得た一方で、前半終盤のCKとPK、後半の交代後対応を直す必要がある。特に68分以降の3得点は、先発だけでなくベンチから入った選手の関与で点差を広げた点も残る。この試合の中心は、7-1という結果に至る得点、決定機、交代、配置修正の順番である。

図解
第2戦へ向けた論点

ドイツとキュラソーを左右に分け、次戦の修正点を整理した図解。

参照元

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試合記録

出場選手・監督

関連選手とは別に、試合記録として先発、交代出場、監督を整理しています。

W杯26 グループE ドイツ vs キュラソー

ドイツ代表

先発11

Manuel NeuerJoshua KimmichJonathan TahNico SchlotterbeckNathaniel BrownAleksandar PavlovicFelix NmechaLeroy SaneJamal MusialaFlorian WirtzKai Havertz

交代出場5

Deniz UndavLeon GoretzkaAntonio RudigerDavid RaumWaldemar Anton

キュラソー代表

先発11

Eloy RoomSherel FloranusRiechedly BazoerArmando ObispoDeveron FonvilleLivano ComenenciaLeandro BacunaJuninho BacunaTahith ChongJurgen LocadiaSontje Hansen

交代出場3

Jeremy AntonisseJearl MargarithaGervane Kastaneer

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