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選手ストーリー

ガブリエウ・マルティネッリはなぜアーセナルの左外からブラジル代表の切り札へ進むのか。イトゥアーノ、負傷、W杯26

イトゥアーノからアーセナルへ渡ったガブリエウ・マルティネッリの選手ストーリー。カップ戦の2得点、負傷後の変化、左サイドでの役割、ブラジル代表でのW杯26への接続を読む。

ガブリエウ・マルティネッリがアーセナルとブラジル代表の間で左サイドの役割を広げる選手ストーリー用サムネイル
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グアルーリョスの少年は、なぜ左外で迷わず走れるのか

サンパウロ州グアルーリョスで育ったガブリエウ・マルティネッリは、フットサルの近い距離からサッカーへ移った後も、広いピッチで最初の一歩をためらわなかった。狭い場所で足元を動かし、奪われたらすぐ追う。その感覚は、後にアーセナルの左サイドで見せるプレーの根になった。

イトゥアーノでは、年齢より早くプロの環境へ入った。ブラジルの名門育成だけを通った選手ではない。大きなクラブの看板ではなく、試合で走り、守り、得点に近づく姿で見つけられた。マンチェスター・ユナイテッドなどで練習参加を経験した時期も、彼にとっては名前を売る場ではなく、自分の速度がどの水準で通じるかを測る時間だった。The Players' Tribune で語られる家族への感謝や、ロンドンへ渡る前後の不安には、若いスターの華やかさよりも、周囲に支えられながら遠くへ行く選手の現実が残る。

2019年、アーセナルはイトゥアーノからマルティネッリを迎えた。10代のブラジル人FWがプレミアリーグのクラブへ入る時、期待は大きい。だが、最初に必要だったのは大きな宣言ではなく、練習で強度を落とさず、カップ戦で任された仕事をやり切ることだった。エメリのチームには、エジル、オーバメヤン、ラカゼットらの名前があり、若手は自分の場所を待つしかない。マルティネッリは、その待ち方がうまかった。途中からでも走り、先発なら前線で相手CBに向かい、守備でも戻る。

グアルーリョス、イトゥアーノ、アーセナル、ブラジル代表へ続く道は、出世物語ではなく、役割が変わっても「前へ行き、戻る」習慣が残った道である。W杯26で出番を得るなら、ヴィニシウスのように左で主役になる時間だけでなく、短い出場時間で味方のためにスペースを作る時間も必要になる。マルティネッリの物語は、才能の発見よりも、見つけられた後に毎日同じ強度で走れるかという問いから始まる。

イトゥアーノで早くプロの強度に入り、アーセナルで左外の走力と守備へ戻る角度を評価へ変えた。アーセナルでの現在の焦点は、左外で受けるだけでなく、サカやジェズスとの距離を見て内側へ入り直すことにある。ブラジル代表では、先発でも途中投入でも、左外から相手SBの背中を向かせることが次の試合で問われる。ガブリエウ・マルティネッリを読む軸は、左外から背後へ走り、内側へ入り直す判断をどの試合でどう選んだかにある。得点や移籍の見出しだけでなく、味方との距離、守備へ戻る速度、最初に選ぶパスまで追うと、その輪郭がはっきりする。

図解
グアルーリョスからイトゥアーノ、アーセナル、ブラジル代表へ進んだ経路

フットサルで育った感覚、イトゥアーノでのプロ化、アーセナルでの信頼、ブラジル代表での競争を、マルティネッリが受け取った役割の変化でつなぐ。

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カップ戦の2得点は、若さよりも仕事を信じさせた

アーセナルでマルティネッリが最初に強い印象を残した試合の一つが、2019年9月のノッティンガム・フォレスト戦だった。リーグカップで中央FWとして先発し、開始から相手のDFへ走り続け、2得点を挙げた。若手が点を取った、というだけなら珍しくない。大事なのは、彼が味方の名前に隠れず、前線の最初の衝突を受け、最後までゴールへ入り直したことである。

この試合のアーセナルには、エジル、ティアニー、ホールディング、ベジェリンらがいた。経験ある選手が戻る場でもあり、若手が見られる場でもあった。マルティネッリはその中で、単にフレッシュな選手として扱われなかった。中央に立ち、ネルソンやスミス・ロウと距離を合わせ、守備の始まりにもなった。彼の速さは、前へ出る時だけでなく、ボールを失った直後にも出る。そこがアーセナルのサポーターに残った。

若いブラジル人FWが欧州へ来ると、しばしば技術や華やかさが先に語られる。マルティネッリの場合、評価を押し上げたのは、派手な足技よりも「次のプレーへ入る早さ」だった。シュートを外しても止まらず、クロスが流れても逆サイドへ走り、守備で外されてももう一度戻る。10代の選手にとって、この反復は簡単ではない。自分を見せたい気持ちが強くなる場面ほど、チームのための走りを残せるかが問われる。

この夜の2得点は、マルティネッリにとってアーセナルでの名刺になった。ただし、それは完成したFWの証明ではない。中央で相手CBの圧力を受ける時間、左へ流れて受ける時間、味方を使う時間は、まだ粗かった。その後の数年で、彼は左外へ定着していく。最初に中央で相手DFへ向かい、そこから左サイドで前を向く役割へ移る。プレミアリーグで生き残るために、得点者である前に、走る選手として信頼を作った。

ノッティンガム・フォレスト戦の開始配置で見たいのは、2ゴールの場面だけではない。エジルが間で受け、ネルソンとスミス・ロウが外と内を動き、マルティネッリが中央で最後の出口になる。彼のキャリアが最初に動いたのは、名前の大きさではなく、チームが必要とする前線の仕事を引き受けたからだった。

左外で受けるだけでなく、サカやジェズスとの距離を見て内側へ入り直すことが、この時期の役割を具体的に示している。アーセナルでの仕事は、左外から背後へ走り、内側へ入り直す判断をどの場面で選んだかに表れる。ブラジル代表では、先発でも途中投入でも、左外から相手SBの背中を向かせることへつながる判断を次に確認する。

図解
アーセナル 5-0 ノッティンガム・フォレスト、最初に信頼を作った推定配置(2019-09-24)

先発選手は公式記録に基づき、配置は編集部推定です。アーセナル、N・フォレストを示します。詳細は折りたたみで確認できます。

先発確認・配置推定

試合ページで確認できる先発11人と背番号を基に、細かな座標とフォーメーション形状だけを編集部が推定した。推定対象は配置だけで、出場選手、背番号、試合結果は出典で確認した。

スタメン一覧を表示

アーセナル

  • 背番号26 エミリアーノ・マルティネス
  • 背番号21 カラム・チェンバース
  • 背番号20 シュコドラン・ムスタフィ
  • 背番号16 ロブ・ホールディング
  • 背番号3 キーラン・ティアニー
  • 背番号11 ルーカス・トレイラ
  • 背番号28 ジョー・ウィロック
  • 背番号24 リース・ネルソン
  • 背番号10 メスト・エジル
  • 背番号32 エミール・スミス・ロウ
  • 背番号35 ガブリエウ・マルティネッリ

ノッティンガム・フォレスト

  • 背番号49 アリヤネット・ムリッチ
  • 背番号11 マッティ・キャッシュ
  • 背番号3 トビアス・フィゲイレド
  • 背番号36 チェマ・ロドリゲス
  • 背番号18 ジャック・ロビンソン
  • 背番号28 チアゴ・シルバ
  • 背番号40 ブレナン・ジョンソン
  • 背番号23 ジョー・ロリー
  • 背番号10 ジョアン・カルヴァーリョ
  • 背番号2 ユーリ・リベイロ
  • 背番号37 アルバート・アドマー

2019-09-24・リーグカップ3回戦/試合開始時。配置は推定。マルティネッリは中央FWとして先発し、2得点でアーセナルでの最初の評価を具体化した。

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負傷の後、左サイドはサカとジェズスの隣で変わった

マルティネッリのアーセナルでの道は、早いブレイクだけでは進まなかった。ひざの負傷があり、チームは監督交代を経て、ミケル・アルテタの下で新しい基準を作り直した。若手にとって、負傷から戻る時間は単なるリハビリではない。戻った時、同じポジションに別の選手がいる。チームのボールの持ち方も、プレスの約束事も変わっている。そこで自分の良さを出し直せるかが、次の評価を決める。

2022年10月のリヴァプール戦は、その変化を読むのに向いている。開始直後、マルティネッリは左から入り、早い時間にゴールを奪った。さらに右のサカへつなぐ場面もあり、アーセナルは3-2で勝った。ここで重要なのは、彼が孤立したドリブラーではなかったことだ。左SBに入った冨安健洋、内側で支えるジャカ、中央で受けるジェズス、右で仕留めるサカ。その関係の中で、マルティネッリは前へ行く瞬間と、味方を待つ瞬間を選んだ。

ジェズスの加入は、マルティネッリに大きかった。中央のFWが外へ流れ、相手CBを引き出すと、左WGは内側へ走る道を見つけられる。逆に、左でマルティネッリが相手を押し下げると、サカやウーデゴールが右で時間を持てる。若い頃の彼は、ボールを持てばまず縦へ向かう印象が強かった。だが、この時期には、縦に行かないことも攻撃の一部になった。止まる、戻す、もう一度背後へ走る。その繰り返しで、アーセナルの左は単なる突破口ではなく、チーム全体のリズムを作る場所になった。

同時に、守備の仕事も増えた。リヴァプール相手に左外へ立つなら、アレクサンダー=アーノルドの前進、サラー側への展開、セカンドボールへの戻りを見なければならない。攻撃で目立った試合ほど、守備の戻りが軽くなる選手もいる。そこで手を抜かないから、アルテタのチームで使われ続けた。

リヴァプール戦の開始配置を見ると、左WGとしての仕事が左だけで終わらないことが分かる。ジェズスが中央から動き、ジャカが内側で支え、冨安が後ろで距離を取る。負傷から戻った彼が得たものは、スピードの復活だけではなく、周囲との関係の中で走る判断だった。

左外で受けるだけでなく、サカやジェズスとの距離を見て内側へ入り直すことが、この時期の役割を具体的に示している。アーセナルでの仕事は、左外から背後へ走り、内側へ入り直す判断をどの場面で選んだかに表れる。ブラジル代表では、先発でも途中投入でも、左外から相手SBの背中を向かせることへつながる判断を次に確認する。

図解
アーセナル 3-2 リヴァプール、左から試合を動かした推定配置(2022-10-09)

先発選手は公式記録に基づき、配置は編集部推定です。アーセナル、リヴァプールを示します。詳細は折りたたみで確認できます。

先発確認・配置推定

試合ページで確認できる先発11人と背番号を基に、細かな座標とフォーメーション形状だけを編集部が推定した。推定対象は配置だけで、出場選手、背番号、試合結果は出典で確認した。

スタメン一覧を表示

アーセナル

  • 背番号1 アーロン・ラムズデール
  • 背番号4 ベン・ホワイト
  • 背番号12 ウィリアン・サリバ
  • 背番号6 ガブリエウ・マガリャンイス
  • 背番号18 冨安健洋
  • 背番号5 トーマス・パーティ
  • 背番号34 グラニト・ジャカ
  • 背番号8 マルティン・ウーデゴール
  • 背番号7 ブカヨ・サカ
  • 背番号9 ガブリエウ・ジェズス
  • 背番号11 ガブリエウ・マルティネッリ

リヴァプール

  • 背番号1 アリソン
  • 背番号66 トレント・アレクサンダー=アーノルド
  • 背番号32 ジョエル・マティプ
  • 背番号4 フィルジル・ファン・ダイク
  • 背番号21 コスタス・ツィミカス
  • 背番号14 ジョーダン・ヘンダーソン
  • 背番号6 チアゴ・アルカンタラ
  • 背番号20 ディオゴ・ジョタ
  • 背番号11 モハメド・サラー
  • 背番号27 ダルウィン・ヌニェス
  • 背番号23 ルイス・ディアス

2022-10-09・プレミアリーグ/試合開始時。配置は推定。マルティネッリは左WGで先発し、開始直後の得点とサカへの接続で首位争いの熱を変えた。

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アーセナルで問われるのは、突破の数よりも試合を残す判断だ

アーセナルでのマルティネッリは、左サイドで速い選手というだけでは足りなくなった。アーセナル公式プロフィールがFWとして紹介する現在の彼は、相手が最初から縦を消してくる試合で判断を問われる。外を切られ、内側には中盤が寄り、背後にはCBが残る。そこで毎回ドリブルを選ぶと、攻撃は止まる。逆に、全部を戻しすぎると、相手は怖がらない。彼が現在のクラブで問われているのは、突破する能力よりも、どの場面で試合を進め、どの場面で一度残すかという判断である。

2023年5月のニューカッスル戦は、その難しさが見えた試合だった。アーセナルは敵地で2-0と勝ち、優勝争いの緊張を保った。マルティネッリは左で先発し、サカやジェズス、ウーデゴールと前線を組んだ。ニューカッスルは強度が高く、トリッピアー、シェア、ボトマン、バーンの背後を簡単には空けない。そこで左WGは、単に相手SBを抜くだけでなく、相手の最終ラインを後ろへ向かせる走りを何度も入れる必要があった。

この試合で残ったのは、ゴールだけではない。終盤、彼の突破と折り返しが相手のオウンゴールにつながり、アーセナルは勝利を決定づけた。記録上は自分の得点ではない。だが、左外で相手を押し下げ、ボックスの深い場所へ入るから、味方にも相手にもプレーを強制できる。マルティネッリの価値は、数字に残るゴールとアシストだけで測ると少し狭い。相手を走らせ、戻らせ、最後に判断を急がせる時間も、アーセナルの攻撃を支えている。

一方で、競争は続く。アーセナルの前線にはサカがいて、トロサールやジェズス、ハヴァーツなど複数の選手が役割を変えながら入る。左の主役でありながら、常に同じ形で先発を保証されるわけではない。だから、出場した試合で守備の戻り、背後への走り、カウンターの出口を途切れさせないことが重要になる。彼はスターとして自由を与えられるだけの選手ではなく、チームの構造を守るために走る選手でもある。

ニューカッスル戦の開始配置で見たいのは、左の単独突破よりも、ジンチェンコ、ジャカ、ジェズスとの距離である。幅を取り、時に内側へ入り、戻る場所を残す。その地味な判断があるから、アーセナルの左サイドは速さだけで終わらない。

左外で受けるだけでなく、サカやジェズスとの距離を見て内側へ入り直すことが、この時期の役割を具体的に示している。アーセナルでの仕事は、左外から背後へ走り、内側へ入り直す判断をどの場面で選んだかに表れる。

この変化は、左外で受けるだけでなく、内側へ入り直して味方との距離を作る判断に表れている。

図解
ニューカッスル 0-2 アーセナル、ガブリエウ・マルティネッリの左外が勝利へつながった推定配置(2023-05-07)

先発選手は公式記録に基づき、配置は編集部推定です。アーセナル、ニューカッスルを示します。詳細は折りたたみで確認できます。

先発確認・配置推定

試合ページで確認できる先発11人と背番号を基に、細かな座標とフォーメーション形状だけを編集部が推定した。推定対象は配置だけで、出場選手、背番号、試合結果は出典で確認した。

スタメン一覧を表示

アーセナル

  • 背番号1 アーロン・ラムズデール
  • 背番号4 ベン・ホワイト
  • 背番号15 ヤクブ・キヴィオル
  • 背番号6 ガブリエウ・マガリャンイス
  • 背番号35 オレクサンドル・ジンチェンコ
  • 背番号20 ジョルジーニョ
  • 背番号8 マルティン・ウーデゴール
  • 背番号34 グラニト・ジャカ
  • 背番号7 ブカヨ・サカ
  • 背番号9 ガブリエウ・ジェズス
  • 背番号11 ガブリエウ・マルティネッリ

ニューカッスル

  • 背番号22 ニック・ポープ
  • 背番号2 キーラン・トリッピアー
  • 背番号5 ファビアン・シェア
  • 背番号4 スヴェン・ボトマン
  • 背番号33 ダン・バーン
  • 背番号39 ブルーノ・ギマランイス
  • 背番号28 ジョー・ウィロック
  • 背番号7 ジョエリントン
  • 背番号23 ジェイコブ・マーフィー
  • 背番号9 カラム・ウィルソン
  • 背番号14 アレクサンデル・イサク

2023-05-07・プレミアリーグ/試合開始時。配置は推定。ガブリエウ・マルティネッリを左WGに置き、サカ、ジェズス、ウーデゴールとの距離で左外の圧力を確認する。

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ブラジル代表で出番が来るなら、左外の主役ではなく切り札にもなれるか

代表チームに入ったマルティネッリは、クラブでの評価がそのまま席に変わる選手ではない。CBFのW杯26登録発表に名前が入っても、左サイドにはヴィニシウス・ジュニオールがいて、ネイマールやハフィーニャ、ロドリゴ、マテウス・クーニャらの組み合わせもある。アーセナルで左の先発として働けても、代表では短い時間、別の役割、別のテンポで入る可能性が高い。だから、彼のW杯26への接続は「左で主役になるか」だけでなく、「出番が来た時に何を変えられるか」で見たい。

2022年のカメルーン戦では、マルティネッリは左WGとして先発した。ブラジルは主力を一部入れ替えた試合で敗れたが、彼にとってはW杯のピッチで左外を任された経験だった。アントニー、ロドリゴ、ジェズスと並び、彼は幅を取り、背後へ走り、ボックスへ入る。クラブで見せる強度を代表でも出せるかを試された試合である。得点はなかったが、W杯の空気、相手の接触、代表の中での距離感を知った意味は大きい。

W杯26へ向かうブラジルでは、CBFの最終登録に彼の名前が入った。これは大きな到達点である一方、役割が確定したことを意味しない。ヴィニシウスが左で先発するなら、マルティネッリは途中から相手SBへ圧力をかける選手になるかもしれない。リードしている試合では戻る力が必要になり、追いかける試合ではボックスへもう一人入る力が必要になる。左WG、右寄りの前線、試合終盤のプレス要員。代表での価値は、クラブよりもさらに短い時間で判断される。

そこに、彼らしさが出る。マルティネッリは、ボールを持ってからだけの選手ではない。背後へ走る前に相手を見て、奪われた後に戻り、味方が運ぶ時に反対側からゴール前へ入る。サイドのスターが多いブラジルでは、誰が主役かより、誰が主役を助けながら自分の一瞬を出せるかが重要になる。アーセナルでサカやジェズスと距離を合わせてきた経験は、そのまま代表の前線競争に接続する。

カタールW杯のカメルーン戦で左外を任された経験は、今の代表内競争を考える基準になる。評価は最初のドリブルだけでは決まらない。ボールが来ない時の走り、守備へ戻る角度、短い出場時間で相手の背中を向かせる力。出番が来るなら、ブラジルの左外に必要なのは、その全部である。

ブラジル代表での焦点は、先発でも途中投入でも、左外から相手SBの背中を向かせることにある。ガブリエウ・マルティネッリがどの高さで関わり、どの味方を次のプレーへ進ませるかは試合の流れを変える。

図解
カメルーン 1-0 ブラジル、代表で左外を任された推定配置(2022-12-02)

先発選手は公式記録に基づき、配置は編集部推定です。ブラジル、カメルーンを示します。詳細は折りたたみで確認できます。

先発確認・配置推定

試合ページで確認できる先発11人と背番号を基に、細かな座標とフォーメーション形状だけを編集部が推定した。推定対象は配置だけで、出場選手、背番号、試合結果は出典で確認した。

スタメン一覧を表示

ブラジル代表

  • 背番号23 エデルソン
  • 背番号13 ダニエウ・アウベス
  • 背番号14 エデル・ミリトン
  • 背番号24 ブレーメル
  • 背番号16 アレックス・テレス
  • 背番号15 ファビーニョ
  • 背番号8 フレッジ
  • 背番号19 アントニー
  • 背番号21 ロドリゴ
  • 背番号26 ガブリエウ・マルティネッリ
  • 背番号18 ガブリエウ・ジェズス

カメルーン代表

  • 背番号16 デビス・エパシー
  • 背番号19 コリンズ・ファイ
  • 背番号4 クリストファー・ウー
  • 背番号24 エンゾ・エボス
  • 背番号25 ヌフ・トロ
  • 背番号8 アンドレ=フランク・ザンボ・アンギサ
  • 背番号15 ピエール・クンデ
  • 背番号6 ニコラ・ヌガマル
  • 背番号20 ブライアン・ムベウモ
  • 背番号10 ヴァンサン・アブバカル
  • 背番号13 エリック・マキシム・チュポ=モティング

2022-12-02・FIFAワールドカップ カタール2022 グループG/試合開始時。配置は推定。マルティネッリは左WGで先発し、W杯26へ向かう代表内競争の原点になる試合経験を積んだ。

参照元

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リーグ・大会公式2+
クラブ公式3+
データ・記録3+
海外メディア1+
背景資料・Wikipedia1+
その他3+

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